八村塁がNBAオールルーキー・セカンドチームに選出、ファーストチームはグリズリーズのジャ・モラントが満票選出

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2019-20 NBAオールルーキーチームが発表され、ワシントン・ウィザーズの八村塁がセカンドチームに選出された。ファーストチームはメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが唯一の満票での選出となった。

以下、公式リリース翻訳。

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9月15日(日本時間16日)、2019-20 NBAオールルーキーチームが発表され、メンフィス・グリズリーズのガードである2019-20 Kia NBAルーキー・オブ・ザ・イヤーのジャ・モラントが満票でファーストチームに選出されました。唯一の満票選出となったモラントは、スポーツライターやアナウンサーによるメディア投票で、オールルーキー・ファーストチーム選出に全100票が投じられました。

モラント(200ポイント)のほかに2019-20 NBAオールルーキー・ファーストチームに選出されたのはマイアミ・ヒートのガードのケンドリック・ナン(197ポイント、1位票98)、グリズリーズのフォワードのブランドン・クラーク(189ポイント、1位票92)、ニューオーリンズ・ペリカンズのフォワードのザイオン・ウィリアムソン(176ポイント、1位票87)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのフォワードのエリック・パスカル(116ポイント、1位票28)。

グリズリーズからはモラントとクラークが選出され、複数選手がファーストチームに選出されるのは2001-02シーズン(パウ・ガソルとシェーン・バティエー)以来となりました。昨季NBA Gリーグでプレイしているナンは、ヒート選手として2008-09シーズン(マイケル・ビーズリー)以来のファーストチーム選出です。ファーストチームの残りの選手は、NBAドラフト2019の全体1位で指名されたウィリアムソンと、同41位で指名されたパスカルです。

2019-20 NBAオールルーキー・セカンドチームには、ヒートのガードのタイラー・ヒーロー(115ポイント)、トロント・ラプターズのガードのテレンス・デイビス二世(96)、シカゴ・ブルズのガードのコービー・ホワイト(90)、シャーロット・ホーネッツのフォワードのPJ・ワシントンJr.(88)、ワシントン・ウィザーズのフォワードの八村塁(74)が選出されました。

各投票者はポジションを問わず、ファースチームに5人、セカンドチームに5人を投票。選手はファースチームに投票されると2ポイント、セカンドチームに投票されると1ポイントを獲得しました。投票は3月11日(同12日)まで行なわれたレギュラーシーズンが対象となっています。2019-20シーズン再開後に7月30日(同31日)から8月14日(同15日)まで行なわれたシーディングゲームズの活躍は、NBAオールルーキーチームを含めたほかのシーズンアウォーズの対象となっていません。

2019-20 NBAオールルーキーチームの投票結果は以下の通り:

2019-20 NBAオールルーキー・ファーストチーム
選手(チーム)1位票
(2ポイント)
2位票
(1ポイント)
ポイント
ジャ・モラント(グリズリーズ)1000200
ケンドリック・ナン(ヒート)981197
ブランドン・クラーク(グリズリーズ)925189
ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)872176
エリック・パスカル(ウォリアーズ)2860116

 

2019-20 NBAオールルーキー・セカンドチーム
選手(チーム)1位票
(2ポイント)
2位票
(1ポイント)
ポイント
タイラー・ヒーロー(ヒート)2369115
テレンス・デイビス二世(ラプターズ)303696
コービー・ホワイト(ブルズ)87490
PJ・ワシントンJr.(ホーネッツ)87288
八村塁(ウィザーズ)105474

 

票を獲得したその他選手
選手(チーム)1位票
(2ポイント)
2位票
(1ポイント)
ポイント
RJ・バレット(ニックス)104161
マティース・サイブル(76ers)64355
ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ)01414
ディアンドレ・ハンター(ホークス)01111
マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ)099
ジャクソン・ヘイズ(ペリカンズ)055
キャメロン・ジョンソン(サンズ)033
コディ・マーティン(ホーネッツ)011

メディアメンバーによる投票結果は、全てのアウォードが発表されたのちにpr.nba.comに掲載されます。

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八村はルーキーシーズンで平均13.5得点、6.1リバウンド(ルーキーではリーグ1位)、フィールドゴール成功率46.6%を記録した。日本人選手がNBAアウォーズに選出されるのは史上初の快挙だ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ