米スポーツ専門局『ESPN』は、ダラス・マーベリックスがゼネラルマネージャー(GM)のニコ・ハリソン氏を解任する見込みであると報じた。
正式な発表は11月11日(日本時間11月12日)に行われる見込みである。
BREAKING: The Dallas Mavericks and owner Patrick Dumont are expected to fire general manager Nico Harrison at a 10 am central time meeting on Tuesday, sources tell me and Tim MacMahon. Pic.twitter.com/8ipXrhmvR9
— Shams Charania (@ShamsCharania) November 11, 2025
2021年からマーベリックスのゼネラルマネージャー(GM)に就任したニコ・ハリソンは昨シーズンの2月、球団のフランチャイズスターであったルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズへ放出する大型トレードを決断。
当時25歳だったドンチッチはオールNBAのファーストチームに5回選出され、2023-2024シーズンにはチームをNBAファイナル出場に導くほどの実績を残していた。このトレードの評価をめぐっては当時から批判の声が上がっており、チームの低迷とともにその責任を問う声が一層強まっていた。
マーベリックスは今シーズン、日本時間11月12日時点で3勝8敗、カンファレンス14位と下位に沈んでいる。敗戦が続く中、ホームアリーナでは「Fire Nico!(ニコを解雇しろ)」のコールが鳴り響くなど、フロントへの批判が高まっていた。
トレードの対価として獲得したアンソニー・デイビスは、移籍後46試合のうちわずか14試合の出場にとどまっている。このトレードが既に期待外れとなっていることが、ハリソン氏が解任に追い込まれる一因となったとみられる。
Anthony Davis has only played 14 out of 46 games since the trade to Dallas 😳 pic.twitter.com/Dk0ofpEZ0Q
— BrickCenter (@BrickCenter_) November 11, 2025
ニコ・ハリソンの後任となるGMは現時点では発表されていない。低迷するチームの立て直しに向けて、トレードの汚名を回復することができるのか、フロントの動きに注目が集まる。
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