報道によると、ブラッドリー・ビールがフェニックス・サンズとの契約をバイアウトし、フリーエージェントになることで合意したようだ。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によれば、ビールはロサンゼルス・クリッパーズと2年1100万ドル(約16億2800万円/1ドル=148円換算)の契約を結ぶという。
BREAKING: Three-time NBA All-Star Bradley Beal has agreed to a contract buyout with the Phoenix Suns and plans to join the Los Angeles Clippers on a two-year, $11 million deal with a player option after clearing waivers, Mark Bartelstein of @PrioritySports told ESPN. pic.twitter.com/gxZB0ObSms
— Shams Charania (@ShamsCharania) July 16, 2025
ビールはサンズから支払われる1億1000万ドル(約162億8000万円)のうち、1390万ドル(約20億5720万円)を放棄する見込みで、サンズはロスター再建への柔軟性を増すことができる。
オールスター選出3回のビールは、NBA入りからずっとワシントン・ウィザーズでプレイしていたが、2023-2024シーズンを前にサンズに移籍。ケビン・デュラント、デビン・ブッカーとオールスタートリオを結成した。だが、リーグ最高額のロスターながら、2024-2025シーズンのサンズは36勝46敗にとどまっている。サンズはこの夏、デュラントもトレードでヒューストン・ロケッツに放出した。
ジェームズ・ハーデンとカワイ・レナードを擁するクリッパーズに加わる32歳のビールは、ケガに悩まされたサンズでの2シーズンで、平均17.6得点を記録した。
2020-2021シーズンにウィザーズで自己最多の平均31.3得点をあげたビールだが、その後はケガに苦しめられて徐々に数字が下がっている。ここ4シーズンはいずれも29試合超を欠場した。
原文:Reports: Bradley Beal to sign with LA Clippers after Suns' buyout(抄訳)
翻訳:坂東実藍