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NBA Rakuten(楽天)は配信終了!2025-26シーズンの新たな視聴方法を紹介

こがま尚弥 Naoya Kogama

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2025年7月末をもって、長年NBA中継を担ってきた「NBA Rakuten(楽天)」がサービスを終了しました。これにより、「今後どこでNBAを見ればいいのか?」という声が広がっています。
本記事では、NBA Rakuten終了の経緯とともに、2025-26シーズンからスタートする新たなNBA視聴方法をわかりやすく解説します。
まずは、配信終了の詳細とその背景から見ていきましょう。

関連記事:【最新版】NBAを見るには? 視聴方法・料金徹底解説|2025-2026シーズン

NBA Rakuten(楽天)は2025年7月末に配信が終了

日本国内でNBA中継を行ってきた「NBA Rakuten」は、2025年7月31日をもってすべての配信サービスを終了しました。2019年のスタート以来、6シーズンにわたってNBAの試合を独占配信してきましたが、契約満了に伴いその役割を終える形となります。

サービス終了に先立ち、2025年6月30日には新規販売と自動更新が停止。すでに契約していたユーザーの月額プランも、最終日の7月31日をもって自動的に解約されました。最終日まではアーカイブを含む全コンテンツの視聴が可能でしたが、8月以降はすべての配信アクセスが終了しています。

また、楽天モバイル契約者向けに提供されていた「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」も同日をもって権限付与を停止。これにより、楽天経由でNBAを視聴する手段は完全に終了しました。

この終了の背景には、NBAが2024年にAmazon Prime Videoと11年間のメディア契約を締結したことがあります。これにより、2025-26シーズンからは日本国内でもPrime Videoを通じてNBAのライブ配信が本格的に始動予定です。

「NBA Rakuten」時代が幕を閉じ、新しい視聴環境へと移行する今シーズン。日本のNBAファンにとっては、配信プラットフォームの変化に伴う新しい視聴スタイルの始まりといえるでしょう。

NBA 2025-26シーズンの新たな視聴方法3選

2025-26シーズンにおけるNBAの視聴方法は、大きく3つの選択肢に分けられます。
1つ目は「Amazonプライムビデオ」を利用する方法、2つ目は「NBA docomo」で視聴する方法、そして3つ目は「NBA公式サイトまたはアプリ」を通じて楽しむ方法です。

それぞれのサービス内でもプランや契約形態が異なり、視聴スタイルに合わせて選択することが可能です。以下では、それぞれの特徴や利用方法について詳しく紹介していきます。

AmazonプライムビデオでNBAを楽しむ

NBAは2024年にAmazonと長期契約を締結し、2025-26シーズンから「Amazonプライムビデオ」でのNBAライブ配信が本格的に始まりました。
プライム会員であれば気軽に視聴できる「NBA on Prime」と、全試合を楽しめる「NBA League Pass」の2つのプランが用意されています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

NBA on Prime(NBAオンプライム)

月額600円(税込)で利用できるAmazonプライム会員特典のひとつで、NBAの注目試合を定期的に配信するプランです。
視聴できる試合数は限られていますが、レギュラーシーズンの話題のカードやプレイオフの一部など、ファンが見逃せない試合を中心にラインナップ。

30日間の無料体験もあるため、「まずは気軽にNBAを観てみたい」「人気チームの試合を中心にチェックしたい」という方に最適です。
また、プライム会員特典として映画やドラマ、音楽なども同時に楽しめるのも魅力です。

NBA League Pass(NBAリーグパス)

より深くNBAを楽しみたい方には、「NBA League Pass」がおすすめです。
月額3,190円(税込)から利用でき、レギュラーシーズン・プレイオフ・ファイナルを含む全試合をライブ&見逃し配信で視聴可能。
データオーバーレイやマルチビューなど、試合を多角的に楽しめる機能も搭載されています。

15日間の無料トライアルがあり、過去の名試合(2012-13シーズン以降)もアーカイブで視聴できるため、コアなNBAファンに最適なプランです。

関連記事:Amazon NBA League Pass(NBAリーグパス)とは?サービス内容・料金・申込み方法を解説

ドコモ独自の配信サービス「NBA docomo」

NTTドコモは、2025年10月から新サービス「NBA docomo」を開始しました。
日本語実況付きの試合や、八村塁・河村勇輝など日本人選手所属チームの試合を中心に毎週10〜15試合を配信予定。
ドコモ回線を契約していない方でもdアカウントがあれば利用できます。

関連記事:NBA docomoとは? サービス内容・料金・申込み方法・配信試合日程まとめ

NBA公式Web/アプリからも視聴可能

従来通り、NBA公式サイトまたはアプリからも「NBA League Pass」を購入できます。
Amazon版との違いは主に支払い方法と無料体験の有無のみ。放送内容は同一で、Amazon経由で契約した場合でも、NBA公式アプリでのログインができます。

NBA Rakuten(楽天)の配信終了にまつわるよくある質問

最後に、NBA Rakutenの配信終了に際してよくある質問をご紹介します。

Q1.NBA Rakutenの自動解約に伴い、楽天モバイル回線も自動解約される?

「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」は、2025年7月31日のサービス終了と同時に自動的に特典が終了します。ユーザー側で別途手続きを行う必要はなく、NBA関連の視聴権限はその時点で無効となります。

一方で、楽天モバイルの通信回線契約は自動的には解約されません。
引き続き回線契約を継続する場合は特に操作は不要ですが、不要な場合は自分で解約手続きを行う必要があります。

手続き方法は以下の通りです。

  • 楽天モバイルアプリ:「契約プラン」→「各種手続き」→「解約」
  • 楽天モバイル公式サイト:マイページにログイン → 「解約」

NBA特典の終了後も回線契約は継続されるため、NBA視聴を目的に契約していた場合は、今後の利用状況に応じてプランを見直すのがおすすめです。

Q2.NBA Rakutenアプリはどうなる?

2025年7月31日(木)のサービス終了後は、「NBA Rakuten」アプリ自体が使用できなくなります。
アプリを起動してもコンテンツの再生やメニューの閲覧ができず、事前にダウンロードしていた動画も視聴不可となります。

そのため、過去の試合や特集映像を見返したい場合は、サービス終了前までに視聴を済ませておく必要があります。

Q3.WOWOWで2025-26シーズンのNBAは視聴可能?

WOWOWオンデマンドでは、2024-25シーズンまで楽天が保有していた国内放映権のサブライセンス契約を通じて、一部のNBA試合を配信していました。
しかし、「NBA Rakuten」のサービス終了に伴い楽天が放映権を返上したことで、WOWOWでのNBA中継も継続が難しい状況となっています。

現時点(2025年10月時点)では、WOWOW側から2025-26シーズン以降のNBA配信に関する正式なアナウンスはなく、今後の対応は未定です。
なお、NBAは2024年にAmazonとグローバル契約を締結しており、今季から日本国内での配信はAmazonプライムビデオへ一本化される可能性が高いと考えられます。

まとめ|NBAの視聴は自分に合ったサービスを選ぼう

「NBA Rakuten」の終了後も、日本では複数の方法でNBAを視聴できます。
コスパ重視ならAmazonプライムビデオ、日本語実況や特集を楽しみたいならNBA docomo、純粋にNBA公式仕様を使いたいならNBA公式アプリがそれぞれおすすめです。

シーズン開始前に、自分の視聴スタイルに合ったプランを選んでおきましょう。

こがま尚弥 Naoya Kogama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター/Webライター/SEOコンサルタント。ライティング歴6年。学生時代はラグビーとバスケットボールに熱中し、今もスポーツ観戦をこよなく愛する。バスケットボール、サッカー、野球、競馬など幅広い分野の知識を有し、それを活かした記事やSEOに強いコンテンツ制作を手がけている。