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ペイサーズがサンダーに圧勝 シリーズは運命の第7戦へ|NBAファイナル2025第6戦

小野春稀 Haruki Ono

ペイサーズがサンダーに圧勝 シリーズは運命の第7戦へ|NBAファイナル2025第6戦 image

日本時間6月20日(現地6月19日)、NBAファイナル2025のオクラホマシティ・サンダー対インディアナ・ペイサーズ第6戦がゲインブリッジ・フィールドハウス(インディアナ州インディアナポリス)で行われ、ペイサーズが108-91で勝利した。これでシリーズは3勝3敗のタイとなり、優勝の行方は運命のGAME7へと委ねられることとなった。

サンダーが王手をかけて迎えた第6戦、第1クォーターは立ち上がりからペイサーズのシュートが入らず、サンダーはその間にジェイレン・ウィリアムズを中心に得点した。その後ペイサーズのシュートタッチが戻り、ネムハードやトッピンの3PTが爆発。一気に逆転し、第1クォーターを3点リードで終えた。

試合の趨勢が決したのは第2クォーターのこと、立ち上がりからTJ・マコーネルがエンジン全開で、彼のミドルジャンパーは次々とネットを射抜いた。サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)は得点は取るもののターンオーバーが多く、試合を通じて8つ記録した。ペイサーズがディフェンスからサンダーのミスを誘い、速攻で走るという展開が多くみられ第2クォーターを36-17と圧倒した。

第3クォーターも、トニー・ブラッドリーのテクニカルファウルをきっかけにサンダーが流れを掴みかけたかに見えたが、ネムハードが連続得点ですぐに断ち切り、勝利を決定づけた。

第4クォーターには、両チーム主力を下げる展開となった。

まずペイサーズであるが、第6戦の出場が危ぶまれていたタイリース・ハリバートンは、試合を決定づけた第2クォーターに大活躍。スティールから速攻をいくつも生み出し味方をアシストし、タフな3PTも3本沈めた。

最も印象的だったのは、ベンチから出場したTJ・マコーネルとオビ・トッピンだ。マコーネルはドライブで切り込んではドルジャンパーを沈め、9リバウンドとハッスルしチームにエナジーをもたらした。トッピンは20得点、6リバウンドの活躍で、得点が欲しいときに3PTを毎回沈め、チームに流れをもたらした。

対するサンダーは、チーム全体で21のターンオーバーを記録。オフェンスの停滞につられて、得意のペリメータディフェンスも普段ほどの強度はなかった印象だ。第5戦で大活躍したSGAとジェイレン・ウィリアムズのコンビも、2人合わせて11ターンオーバーとチームを引っ張ることはできなかった。

運命の第7戦は、日本時間6月23日にペイコム・センター(オクラホマ州オクラホマシティ)で行われる。

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最終スコア

チーム1Q2Q3Q4Q合計
サンダー2517183191
ペイサーズ28362618108

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試合経過・ハイライト

※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。

12:11 試合終了!OKC 91-108 IND

12:09 ジェームズ・ジョンソンが退場

12:07 トーマス・ブライアントが3PT!OKC 87-108 IND

12:06 ミッチェルがレイアップを決める。OKC 84-105 IND

12:03 トッピンがベンチへ。ファンはスタンディングオベーションで称賛。

12:01 トッピンが華麗なムーブからミドルジャンパーを沈める。OKC 80-102 IND

12:00 ジェイリン・ウィリアムズの3PT OKC 80-100 IND

11:55 両チームスタメンを全員ベンチに下げる。OKC 73-100 IND

11:52 速攻からマサリンがダンク!OKC 71-99 IND

11:50 マコーネルのミドルジャンパー!本当に外さない!OKC 66-95 IND

11:49 試合再開。ペイサーズはスタメンではシアカム、ターナー、ニスミスがコートに残る。

11:46 ペイサーズのタイムアウト。両チームとも主力を下げるか?

11:44 ケンリッチ・ウィリアムズの3PT!OKC 65-93 IND

11:41 第4クォーター開始!マコーネルがフェイダウェイを沈める。OKC 62-92 IND

△第4クォーター

第3クォーターの振り返り

第3クォーターは両チームともシュートが全く入らない展開となった。約4分の沈黙を破ったのはハリバートンで、彼を中心にペイサーズは3連続得点。その後ブラッドリーのテクニカルファウルがあり一時はサンダーに流れがいきかけたが、ネムハードを中心に流れを渡さなかった。

11:38 第3クォーター終了。OKC 60-90 IND

11:37 シェパードのブザービーター!3PTを沈める。OKC 60-90 IND

11:36 ドートが本日初得点となる3PT OKC 60-84 IND

11:35 シアカムがショットクロックギリギリで3PT!OKC 57-84 IND

11:34 トッピンが速攻からダンクを狙う!ウィギンズにファウルで止められる。OKC 57-81 IND

11:31 ネムハードが速攻でマコーネルからパスをもらい切り込む。ジェイレン・ウィリアムズのファウルを誘う。OKC 57-80 IND

11:29 ネムハードがお返しの3PT!OKC 57-78 IND

11:29 SGAがエンドワン!ネムハード相手にコンタクトで作ったスペースを活かしてフェイダウェイを沈める。OKC 57-75 IND

11:27 ネムハードがジョー相手に仕掛けフリースローを獲得。OKC 54-75 IND

11:27 ジョーの3PT OKC 54-73 IND

11:25 ペイサーズのタイムアウト

11:25 ハーテンシュタインを押したブラッドリーにテクニカルファウルが与えられる。SGAがフリースローを決める。OKC 51-73 IND

11:23 SGAがターナーからファウルを誘う。フリースローを決める。OKC 50-73 IND

11:21 トッピンがマコーネルのパスから3PT!ベンチ組が試合を動かす!OKC 46-73 IND

11:19 SGAのパスからハーテンシュタインのアリウープダンク!OKC 44-70 IND

11:16 サンダーのタイムアウト

11:15 シェパードが速攻から得点!走っていたシェパードをハリバートンは見逃さずロングパスを投げた!OKC 42-70 IND

11:14 ネムハードのノールックパスからターナーが得点!OKC 42-68 IND

11:11 サンダーのタイムアウト

11:10 約4分間の沈黙を破ったのはハリバートン!創造力あふれるゲームメイクからレイアップで得点!OKC 42-66 IND

11:09 ここまで両チーム無得点

11:03 第3クォーター開始!

△第3クォーター

前半はペイサーズのディフェンスが刺さり、サンダーから12のターンオーバーを誘発。そこから速攻で走ることでペイサーズのやりたいバスケができているという印象だ。

スタッツ

  • ジェイレン・ウィリアムズ(16得点)
  • シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(15得点、5ターンオーバー)
  • タイリース・ハリバートン(12得点、4アシスト、2スティール)
  • アンドリュー・ネムハード(10得点、3スティール)
  • TJ・マコーネル(8得点、5リバウンド、3アシスト、2スティール)

△ハーフタイム

第2クォーターの振り返り

第2クォーターはペイサーズのものだった。立ち上がりは「マコーネル劇場」だった。サンダーの守備に切り込んで次々とフェイダウェイを沈め、ハッスルも見せた。サンダーはオフェンスが停滞し、SGAも点は取るもののターンオーバーが多く前半だけで5つ記録した。ハリバートンも本来の姿を見せ始め、スティールから早い展開を作り出しペイサーズの強みを引き出した。またディープ3PTにステップバック3PTと得点も稼いだ。ハリバートンのノールックパスからのシアカムのスラムダンクはここまでのベストプレイだ。

10:46 第2クォーター終了。OKC 42-64 IND

10:46 シアカムがカルーソ越しのフェイダウェイをブザービーターで沈める!OKC 42-64 IND

10:45 ハリバートンのノールックパスからシアカムの豪快なスラムダンク!OKC 42-62 IND

10:43 ジェイレン・ウィリアムズが鋭いクロスオーバーからエンドワン!OKC 42-58 IND

10:42 ハリバートンのロング3PT!OKC 39-56 IND

10:41 ネムハードがホルムグレンを翻弄して抜き去る!レイアップを決める。OKC 39-53 IND

10:40 シアカムがドライブで生み出したスペースに、ニスミスがダイブ!シアカムのパスからフローターを決めエンドワンも獲得!OKC 35-51 IND

10:38 ペイサーズのチャレンジは成功。ターナーのファウルは取り消しでペイサーズボールでリスタート

10:36 ハーテンシュタインに対するターナーのファウル判定にペイサーズがチャレンジ

10:34 ハリバートンがスティール!シアカムにつないでコーナーのニスミスへと渡り3PT!サンダーが再びタイムアウトを要求。OKC 35-48 IND

10:32 ニスミスが3PTを沈める!ペイサーズ得意の速い展開!OKC 33-45 IND

10:31 速攻で走っていたブラッドリーに良いパスが入る。ブラッドリーがフリースローを獲得。OKC 33-42 IND

10:25 ブラッドリーがオフェンスリバウンドから得点!ペイサーズは7-0のランを作り、サンダーがタイムアウトを要求。OKC 33-41 IND

10:24 ハリバートンのステップバック3PT!OKC 33-39 IND

10:24 マコーネルが再び得点!ウォレス相手に仕掛けてからのクイックシュート!OKC 33-36 IND

10:21 マコーネルがフェイダウェイを沈める!OKC 31-34 IND

10:21 ランス・スティーブンソンも観戦に訪れている模様!

10:17 ジェイレン・ウィリアムズがベースラインから仕掛けてゴール下で得点。ペイサーズがタイムアウトを要求。OKC 31-32 IND

10:17 SGAがエルボーでボールを貰う。フェイクでネムハードを飛ばせてから、ミドルジャンパーを沈める。OKC 29-32 IND

10:15 マコーネルが得意のフェイダウェイを沈める!OKC 27-32 IND

10:14 SGAがマサリン相手にミドルジャンパーを沈める。OKC 27-30 IND

△第2クォーター

第1クォーターの振り返り

第1クォーター、立ち上がりシュートが全く入らないペイサーズに対して、サンダーはジェイレン・ウィリアムズとチェット・ホルムグレンの個人技を中心に得点を重ねた。しかし中盤からペイサーズもシュートタッチを取り戻し、ネムハード、トッピンが2本連続で3PTを沈めるなど3PT攻勢で一気に逆転。終盤はSGAが中心となって試合を落ち着かせ、ペイサーズの3点リードで終えた。

10:10 第1クォーター終了。OKC 25-28 IND

10:09 SGAがドライブからユーロステップでネムハードをかわし得点!第1クォーターを締めくくる。OKC 25-28 IND

10:08 SGAがシアカムの手が絡んだのを逃さずファウルドロー。フリースローを獲得。OKC 23-28 IND

10:07 SGAがネムハード相手にコンタクトからミドルジャンパーを沈める。OKC 22-28 IND

10:05 ウィギンズが速攻からいきなり3PT!実況もこれが現代NBAだと語る OKC 20-26 IND

10:02 マコーネルがゴール下でポジションを取ったトッピンへピンポイントパス!ウィギンズがファウルでトッピンを止める。OKC 17-26 IND

10:01 TJ・マコーネルが鋭いドライブで切り込みフリースローを獲得!OKC 17-24 IND

9:58 サンダーのタイムアウト

9:57 ハリバートンの初得点!パスを受けてから迷わず3PTを放ち沈める!OKC 17-24 IND

9:55 トッピンが2本連続で3PT!OKC 15-21 IND

9:54 ネムハードが止まらない!今度はドライブからレイアップ。OKC 12-15 IND

9:53 ネムハードが2本連続の3PT! OKC 12-13 IND 

9:52 ハリバートンのパスからネムハードの3PT!OKC 12-10 IND

9:51 シアカムが速攻から仕掛ける!ドート相手にエンドワンを獲得。OKC 10-7 IND

9:50 ホルムグレンがリーチを生かしてニスミス相手にゴール下で得点。OKC 10-4 IND

9:46 ジェイレン・ウィリアムズのダンク!ペイサーズがタイムアウトを要求。OKC 8-2 IND

9:45 ジェイレン・ウィリアムズが初得点!ドライブから高い軌道のレイアップ!OKC 6-2 IND

9:44 ホルムグレンがシアカム相手にスピンムーブから得点!OKC 4-1 IND

9:43 ネムハードがSGAからスティール!

9:42 ハリバートンの3PTは外れる

9:40 ティップオフ!ハーテンシュタインがオフェンスリバウンドから得点。OKC 2-0 IND

△第1クォーター

先発メンバー

サンダー

  • シェイ・ギルジャス・アレクサンダー
  • ルーゲンツ・ドート
  • ジェイレン・ウィリアムズ
  • チェット・ホルムグレン
  • アイザイア・ハーテンシュタイン

ペイサーズ

  • タイリース・ハリバートン
  • アンドリュー・ネムハード
  • アーロン・ニスミス
  • パスカル・シアカム
  • マイルズ・ターナー

△試合前

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以下、試合前時点の情報。

■試合概要

  • 大会名:NBAファイナル2025第6戦
  • 対戦カード:オクラホマシティ・サンダーvsインディアナ・ペイサーズ
  • 日時:日本時間2025年6月20日(金)9:30ティップオフ予定
  • 会場:ゲインブリッジ・フィールドハウス(インディアナ州インディアナポリス)

■主な中継予定(放送・配信)


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小野春稀 Haruki Ono

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。大学生。元はスポーティングニュースのNBAニュースを毎日楽しみにしていた読者であったが、今では縁あってライターとして活動している。小学生の時にカイリー・アービングのドリブルに魅了されNBAの虜に。その影響で中高6年間はバスケに熱中した。主にNBAの記事を執筆している。