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【NBAカップ】ウエストグループC展望|ナゲッツ、ウォリアーズ、スパーズ…激戦必至のウエストCを制するのは?

坂田彩音 Ayane Sakata

【NBAカップ】ウエストグループC展望|ナゲッツ、ウォリアーズ、スパーズ…激戦必至のウエストCを制するのは? image

2025-2026シーズンもNBAカップが10月31日(日本時間11月1日)に開幕。グループリーグでは、リーグ30チームが6グループに分かれ、各組の首位とワイルドカード2枠をかけて総当たり戦を行う。

中でも注目は、昨シーズンの勝率差が最も小さいウエストグループC。実力伯仲の5チームが揃い、激戦が予想される。本記事では、そのウエストグループCの展望をまとめる。

ウエストグループCはゴールデンステイト・ウォリアーズ、サンアントニオ・スパーズ、デンバー・ナゲッツ、ヒューストン・ロケッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズの5チームが割り振られた。

昨季をカンファレンス2位で終えたロケッツ、プレーオフでロケッツを破ったウォリアーズ、そしてカンファレンスファイナルに進出したナゲッツなど、今季も安定した上位争いが見込まれるチームが並ぶ。加えて、昨シーズンはプレーオフ進出を逃したものの、シーズン後半に好成績を残したブレイザーズ、ビクター・ウェンバンヤマを筆頭にドラフト上位指名選手を多数抱えるスパーズと、飛躍が期待される若手チームも名を連ねている。

本記事では、そのウエストグループCの展望をまとめる。

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◾️グループCは全チーム好発進|開幕1週間の戦績をチェック

それぞれのチームはいずれも開幕から好スタートを切っている。日本時間10月31日時点での各チームの補強と戦績についてまとめる。

🏀ゴールデンステイト・ウォリアーズ 4-2

オフシーズンの補強に出遅れたものの、フィットの良いアル・ホーフォードを獲得し、現時点で4勝2敗を記録。開幕2連勝から始まり、王朝を築いたDNAは健在で、攻守で完成度の高いバスケットを展開していることが好調の理由だろう。

日本時間10月25日に開催された対ブレイザーズ戦には119-139で敗れており、11月21日の再戦でリベンジを果たせるかが勝ち抜けを左右するだろう。

🏀サンアントニオ・スパーズ 5-0

スパーズは球団記録となる開幕5連勝を記録し勢いに乗っている。NBA3年目となるビクター・ウェンバンヤマの勢いが止まらず、平均30.2得点、14.6リバウンド、4.8ブロックとまさに新時代を象徴する超人的なスタッツを残している。

ステフォン・キャッスル、ディラン・ハーパーとドラフト上位の若手も台頭しており、今シーズンはこれまでの強豪チーム相手に旋風を起こしそうだ。

関連記事:「空想で描いたバスケを現実に」 ビクター・ウェンバンヤマがNBA開幕戦で大爆発

🏀デンバー・ナゲッツ 3-1

昨シーズン王者のサンダーをカンファレンスファイナルで第7戦まで追い込んだナゲッツは今シーズンも盤石な滑り出し。開幕戦ではウォリアーズに敗れたものの、その後は3連勝。

ニコラ・ヨキッチは開幕4試合連続でトリプルダブルを達成する快挙を成し遂げたり、ウォリアーズ戦ではアーロン・ゴードンが50得点を記録するなど、やはりその戦力と層の厚さでウエスト上位に君臨するだろう。

関連記事:ナゲッツのニコラ・ヨキッチがNBA史上3人目の記録を達成

🏀ヒューストン・ロケッツ 2-2

オフにはケビン・デュラントをトレードで獲得。今オフシーズンで最も衝撃的な大型補強で、一気に優勝を狙えるチームに浮上した。現時点では2勝2敗と五分だが、デュラントは平均27.5得点と新加入ながら絶大な影響力を発揮している。

チームのオフェンシブレーティングは現時点(日本時間10月31日)で125.2とリーグトップであり、攻撃力を武器に戦うチームとなりそうだ。

🏀ポートランド・トレイルブレイザーズ 3-2

ブレイザーズは今シーズン飛躍が期待されるチームの1つ。昨シーズン後半は好成績を残し、再建中ながら若手コアが成長を見せている。

既にウォリアーズ、レイカーズといった強豪チーム相手に2桁点差をつけて勝利しており、勢いは本物。今シーズンはプレーオフ進出、ひいては上位シードを狙えるだけに、グループCをどう戦い抜くかが鍵となる。

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◾️昨シーズンの対決成績は?

チームGSWSASDENHOUPOR合計
GSW-1-21-23-23-0

8-6 (.571)

SAS2-1-2-11-33-18-6 (.571)
DEN2-11-2-2-12-27-6 (.538)
HOU2-33-11-2-2-18-7 (.533)
POR0-31-32-21-2-4-10 (.286)
  • GSW:ゴールデンステイト・ウォリアーズ
  • SAS:サンアントニオ・スパーズ
  • DEN:デンバー・ナゲッツ
  • HOU:ヒューストン・ロケッツ
  • POR:ポートランド・トレイルブレイザーズ

昨シーズンのグループ内直接対決の結果を見ると、最最多勝利数は8勝、最少は4勝。こその差はわずか4つで、NBAカップの他のどのグループよりも小さい値だ。全てのチームが少なくとも6敗を記録している。

これらの数字が示すように、ウエストグループCが実力の均衡した最激戦区になることは間違いないだろう。直近シーズンで安定した成績を残している強豪チームに対し、若きスターを擁する再建チームが台頭しており、最も層が厚く、勝敗が予想できないグループとなるだろう。

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◾️激戦必至のグループCを勝ち抜けるのは?

このグループはどのチームが勝ち抜いても不思議ではない。グループ内で全勝を記録するチームはまず現れず、得失点差が勝敗を左右する重要な要素となるだろう。一方、実力が拮抗しているだけに他グループと争うワイルドカード枠の獲得にはやや不利かもしれない。

グループリーグは11月から12月にかけて行われるため、開幕からの調子をどれだけ維持できるかということも各チームにとって重要な要素である。いずれにせよ、このグループがNBAカップ初期ラウンド最大の見どころとなるのは間違いない。

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