10月11日（日本時間12日）にフロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAファイナル2020 ロサンゼルス・レイカーズ対マイアミ・ヒートの第6戦が行なわれ、106-93で勝利を収めたレイカーズがシリーズ戦績を4勝2敗とし、優勝を飾った。レイカーズにとって2010年以来球団通算17度目の栄冠となる。
この優勝により、レイカーズはボストン・セルティックスが持つNBA最多優勝記録に並んだ。
レイカーズはミネソタ州ミネアポリスに本拠を置いていたミネアポリス・レイカーズ時代（1948～1960年）に5回の優勝（1949～1950、1952～1954年）を飾り、1960年のロサンゼルス移転後は12回の優勝（1972、1980、1982、1985、1987～1988、2000～2002、2009～2010、2020年）を成し遂げている。
コービー・ブライアント、パウ・ガソル、デレック・フィッシャ―、、ラマー・オドムらを擁し2連覇を果たした2009～2010年以降ファイナルから遠ざかっていたレイカーズは、2013年を最後に6シーズンの間プレイオフを逃し続けていた。
だが、昨季（2018-19シーズン）開幕前にレブロン・ジェームズを、今季開幕前にはアンソニー・デイビスを獲得し、レギュラーシーズンでウェスタン・カンファレンス首位の戦績を残すと、プレイオフでも各シリーズを勝ち上がり、球団にとって10年ぶり、通算17回目となる優勝を果たした。
NBAチームの通算優勝回数ランキングは以下の通り（2019-20シーズン終了時点）。
NBAチームの通算優勝回数
| チーム | 優勝回数 | 優勝年 |
| ロサンゼルス・レイカーズ | 17 | 1949, 1950, 1952, 1953, 1954, 1972, 1980, 1982, 1985, 1987, 1988, 2000, 2001, 2002, 2009, 2010, 2020 |
| ボストン・セルティックス | 17 | 1957, 1959, 1960, 1961, 1962, 1963, 1964, 1965, 1966, 1968, 1969, 1974, 1976, 1981, 1984, 1986, 2008 |
| ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 6 | 1947, 1956, 1975, 2015, 2017, 2018 |
| シカゴ・ブルズ | 6 | 1991, 1992, 1993, 1996, 1997, 1998 |
| サンアントニオ・スパーズ | 5 | 1999, 2003, 2005, 2007, 2014 |
| マイアミ・ヒート | 3 | 2006, 2012, 2013 |
| デトロイト・ピストンズ | 3 | 1989, 1990, 2004 |
| フィラデルフィア・76ers | 3 | 1955, 1967, 1983 |
| ヒューストン・ロケッツ | 2 | 1994, 1995 |
| ニューヨーク・ニックス | 2 | 1970, 1973 |
| トロント・ラプターズ | 1 | 2019 |
| クリーブランド・キャバリアーズ | 1 | 2016 |
| ダラス・マーベリックス | 1 | 2011 |
| オクラホマシティ・サンダー | 1 | 1979 |
| ワシントン・ウィザーズ | 1 | 1978 |
| ポートランド・トレイルブレイザーズ | 1 | 1977 |
| ミルウォーキー・バックス | 1 | 1971 |
| アトランタ・ホークス | 1 | 1958 |
| サクラメント・キングス | 1 | 1951 |
| ボルティモア・ブレッツ | 1 | 1948 |