オールスターファン投票の第1回経過発表|ドンチッチとアデトクンボがそれぞれ東西のトップに

小野春稀 Haruki Ono

Jeremy Beren

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Benny Sieu-Imagn Images

NBAは日本時間12月30日、2026年オールスターゲームのファン投票の第1回経過発表を行った。

今年のオールスターゲームはファン投票にも大幅な変更が行われる。今年は投票数上位10名(ポジションを問わない)が、スターターに選出される。

さらに、コミッショナーのアダム・シルバーは史上初の「アメリカvsワールド」の対戦形式を正式に発表した。アメリカ出身のNBA選手で構成される2チームと、海外出身のNBA選手で構成される1チーム、計3チーム(各8名)が、1クォーター12分の総当たりトーナメントで対戦し、オールスターゲームの勝者を決定するというものだ。

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各カンファレンスの得票数上位20名

ウェスト

  1. ルカ・ドンチッチ:1,249,518
  2. 二コラ・ヨキッチ:1,128,962
  3. ステフィン・カリー:1,031,455
  4. シェイ・ギルジャス・アレクサンダー:878,621
  5. ビクター・ウェンバンヤマ:769,362
  6. アンソニー・エドワーズ:650,085
  7. デニ・アブディヤ:606,299
  8. ケビン・デュラント:548,754
  9. レブロン・ジェームズ:536,555
  10. オースティン・リーブス:405,379
  11. アルぺレン・シェングン:308,346
  12. ジェームズ・ハーデン:215,301
  13. アンソニー・デイビス:144,178
  14. ジャマール・マレー:130,656
  15. デビン・ブッカー:121,123
  16. ラウリ・マルカネン:112,209
  17. ジミー・バトラー三世:111,411
  18. ステフォン・キャッスル:93,113
  19. チェット・ホルムグレン:92,210
  20. カワイ・レナード:85,325

イースト

  1. ヤニス・アデトクンボ:1,192,296
  2. タイリース・マクシー: 1,072,449
  3. ジェイレン・ブランソン:1,040,601
  4. ケイド・カニングハム:1,000,171
  5. ドノバン・ミッチェル:851,155
  6. ジェイレン・ブラウン:808,276
  7. カール・アンソニー・タウンズ:510,577
  8. ジェイレン・ジョンソン:302,367
  9. パスカル・シアカム:155,910
  10. マイケル・ポーターJr:150,370
  11. ラメロ・ボール:135,236
  12. ブランドン・イングラム:130,618
  13. OG・アヌノビー:123,349
  14. ジョシュ・ギディー:115,000
  15. ミカル・ブリッジズ:113,939
  16. ジョシュ・ハート:106,037
  17. ジョエル・エンビード:102,017
  18. ノーマン・パウエル:100,390
  19. パオロ・バンケロ:99,565
  20. フランツ・バグナー:98,834

👀第1回途中経過の注目ポイント

得票数上位10名(スターター枠)

以下の10名が東西合わせて、得票数で上位10名にランクインした選手たちだ。このままいけば、彼らがスターターの枠を掴むこととなる。

  1. ルカ・ドンチッチ:1,249,518
  2. ヤニス・アデトクンボ:1,192,296
  3. 二コラ・ヨキッチ:1,128,962
  4. タイリース・マクシー: 1,072,449
  5. ジェイレン・ブランソン:1,040,601
  6. ステフィン・カリー:1,031,455
  7. ケイド・カニングハム:1,000,171
  8. シェイ・ギルジャス・アレクサンダー:878,621
  9. ドノバン・ミッチェル:851,155
  10. ジェイレン・ブラウン:808,276

チーム成績をものともしないアデトクンボ

昨年のこの時期、アデトクンボは最多の得票数であった。今年はドンチッチに次ぐ2位である。

ドンチッチがロサンゼルス・レイカーズに移籍し、ビッグマーケットのロサンゼルスでプレイする一方、アデトクンボはミルウォーキーに残留。ここ数ヶ月、彼のバックスでの未来がより注目されるようになった。バックスは13勝19敗と苦戦しているが、アデトクンボはクリームシティ(ミルウォーキーの愛称)で愛され続ける存在であり、10度目のオールスター選出だけでなく、スターター入りも確実であろう。

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アブディヤがレブロンを上回る票を集める

20年以上続いたレブロンの時代の終焉を示す兆候が見られた。ポートランド・トレイルブレイザーズのアブディヤがリーグ歴代最多得点者を上回る票を獲得したのだ。

アブディヤはキャリア最高のシーズンを送っている。ファウルを誘う能力を存分に活かし、キャリアハイの平均25.5得点を記録。606,299票を獲得し、ウェストのファン投票で7位に躍進した。

23年目の今季、レブロンは坐骨神経痛の影響で出遅れた。彼のキャリアにおける偉業の一つにオールスター21年連続選出があるが、今後数週間で巻き返しが必要だ。

536,555票を獲得したレブロンは、ウェストの9位に留まっている。

マクシー、カニングハムの台頭

フィラデルフィア・76ersのタイリース・マクシーとデトロイト・ピストンズのケイド・カニングハムは、それぞれ100万票以上を獲得。彼らは初のスターター選出に向け順調な滑り出しを見せている。

カニングハムは、ピストンズをイースト1位に導いている功績から今季のMVP候補と目されている。24歳の彼はキャリアハイとなる平均26.5得点と9.6アシストを記録。ピストンズは24勝8敗で、2位のニューヨーク・ニックスを1.5ゲーム差でリードしている。

2シーズン前のオールスターであるマクシーは、76ersでキャリア最高のシーズンを送っている。25歳の彼は、1試合平均30.7得点と、NBAトップクラスの得点力を持つ選手の一人である。

ウェンバンヤマがホルムグレンに大差をつける

ヴィクター・ウェンバンヤマにとってチェット・ホルムグレンはもはやライバルではないのかもしれない。ウェンビーを擁するスパーズが、前年王者であるオクラホマシティ・サンダーに3連勝したことは皆さんの記憶に新しいだろう。

ウェンビーの人気は高まり続けていて、サンアントニオ・スパーズもまたウェストの強豪の地位に返り咲いている。これに伴い、ウェンビーは現時点で769,362票を獲得し、ウェストの5位にランクイン。

対照的に、サンダーのホルムグレンは92,210票で19位となっている。今後の巻き返しに期待がかかる。

今後のオールスターファン投票の日程

  • 日本時間12月30日(火): 第1回経過発表
  • 日本時間1月7日(火): 第2回経過発表
  • 日本時間1月14日(火):  投票終了

オールスターゲームのスターターはいつ発表される?

2026年NBAオールスターゲームのスターターは、1月の第3週または第4週に発表され、その後間もなくリザーブメンバーが指名される。

オールスターゲームはいつ行われる?

2026年のNBAオールスターゲームは、日本時間2月16日(月)にロサンゼルス・クリッパーズの本拠地であるインテュイット・ドームで開催される。

原文:NBA All-Star voting 2026: Takeaways from first fan vote returns to decide starting lineups
抄訳:小野春稀(スポーティングニュース日本版)

Staff Writer

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