NBA 2K26のレーティングの上位100選手が発表された。今回は、その中でもトップクラスの評価を受けた上位30選手を紹介していく。
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NBA 2K26のレーティングトップ30
※括弧内は前作の2K25でのレーティングと順位
1~10位

1位:二コラ・ヨキッチ 98(1位:97)
現役最強のヨキッチが前年に続いて1位に。レーティングも前年から1アップして98になった。

2位:シェイ・ギルジャス・アレクサンダー 98(4位:96)
今作のカバーアスリートを務めるシェイが、ヨキッチと98で並んだ。優勝、MVP、ファイナルMVPと昨シーズンのNBAを席巻し、レーティングも96から98に上昇した。

3位:ヤニス・アデトクンポ 97(3位:97)
2K19の表紙を飾ったヤニスが97で3位に。リーグ最強格のパフォーマンスを毎年のように見せ続けているヤニスだが、ヨキッチとシェイの後塵を拝すことになった。

4位:ルカ・ドンチッチ 95(2位:97)
2K22のカバー選手のドンチッチが4位に。2024-25シーズンは怪我やトレードなどに伴い、パフォーマンスが若干低下。ただあくまでもドンチッチ基準の話であり、NBA最強クラスであることに変わりはない。

5位:アンソニー・エドワーズ 95(11位:93)
エドワーズがトップ5の仲間入りを果たした。2024-25シーズン、リーグトップの320本の3Pを成功させたことで、3Pの能力が大幅に上昇しているかもしれない。

6位:ステフィン・カリー 94(7位:95)
2Kでもカリーは衰え知らずだ。2024-25シーズンは平均24.5得点、3P成功率39.7%などカリーにしてはダウンイヤーだった。レーティングは前作から1下がっている。

7位:レブロン・ジェームズ 94(6位:95)
カリー同様、レブロンは依然としてトップ10選手だ。昨年はルーキーイヤー以来初めて、平均得点が25を下回った。ディフェンスや運動能力で衰えがあるのは事実でレーティングも1下がっているが、それでもリーグ7位というのは恐ろしい。

8位:ジェイソン・テイタム 94(8位:95)
テイタムは前作同様8位で、レーティングは1下がった。2024-25シーズンは6.0アシストを記録し、持ち前のオールラウンダーぶりに磨きをかけた。2K上だけでなく、コート上でプレイするテイタムの姿が待ち遠しい。

9位:ビクター・ウェンバンヤマ 94(18位:91)
ウェンバンヤマが早くもトップ10にランクイン。前作の91から3つレーティングを伸ばし、順位も9つあげた。94という数字は驚異的で、何よりウェンバンヤマは3年目の選手である。このランキングで1位になる日も、そう遠くはないだろう。

10位:ケビン・デュラント 93(9位:94)
KDが10位にランクイン。彼もまた衰え知らずで、2024-25シーズンは平均26.6得点を記録し、その得点力は未だに一級品だ。カリー、レブロン、KDの3人はそろってレーティングが1下がることになった。
11位~20位

11位:ドノバン・ミッチェル 93(14位:92)
キャバリアーズのエースミッチェルが11位にランクイン。2024-25シーズン、平均得点は下がったものの、絶好調のチームを牽引。オールNBA1stにも選出され、レーティングは1上昇した。
12位:アンソニー・デイビス 93(10位:94)
前年10位のデイビスはトップ10入りを逃した。主な要因は、彼自身のコンディションとウェンバンヤマの台頭が挙げられる。それでもNBA5本の指に入るビッグマンであり、健康なデイビスはゲーム上でもコート上でもアンストッパブルな存在だ。
13位:ジェイレン・ブランソン 93(13位:93)
ブランソンはレーティング、順位ともに前作から変化がなかった。イースト決勝に進んだニックスのエースが、この順位というのは低い気もする。ただ、2024-25シーズンは平均26.0得点と控えめで、2023-24年(28.7得点)から約3得点下がっていた。
14位:タイリース・ハリバートン 93(19位:90)
ウェンバンヤマ同様、ハリバートンも大きく飛躍した。2023-24シーズンから、得点・アシストなどの数字は下がったものの、プレイオフでチームを勝たせられる選手であることを証明し、評価を勝ち取った。彼がコートに戻るまでは、2Kで彼のハイテンポなバスケを楽しもう。
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15位:カワイ・レナード 92(17位:92)
レナードが前作から2つ順位を上げた。2024-25シーズンは、怪我なくプレイオフを完走し、復活を印象付けた。本来のレナードの実力を考えると、92というのは低いくらいである。

16位:ケイド・カニングハム 92(41位:86)
ケイドは今作1の成長株である。リーグ屈指のオールラウンダーとして、ピストンズをイーストの強豪へ押しあげ、オールNBA3rdにも選出された。

17位:ジョエル・エンビード 92(5位:96)
上位選手の大半が順位やレーティングを伸ばすなか、エンビードは大きく数字を落とした。原因は明白で、慢性的な怪我である。ただ健康なエンビードはリーグ最強格のビッグマンであり、それは前作の5位という数字が示している。
18位:カール・アンソニー・タウンズ 92(32位:88)
チームメイトのブランソンとともに、大台の90を突破。リーグ屈指のストレッチビッグマンであり、その破壊力をニックス1年目から大いに知らしめた。得点やリバウンドのスタッツは向上し、オールNBA3rdにも選出され、2Kでも大きな飛躍を遂げた。
19位:ジャ・モラント 91(20位:90)
MVP投票で7位になった2021-2022シーズン以来、モラントの成績は右肩下がりだ。プレイオフでも結果は残せておらず、この順位は高いようにも思える。確かにコート外での行動に注目が集まるモラントだが、安定して23得点以上、7アシストを記録しており、プレイは一級品であり続けている。
20位:デビン・ブッカー 91(12位:93)
ブッカーは順位を下げた選手の1人だ。ここ2年はチームが嚙み合わず、ブッカーにスポットライトが当たる機会が少なかった。ただNBAファイナルに進出した時代のブッカーは、紛れもなくリーグトップのシューティングガードであった。大きく再編した来季のサンズで、どのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
21~30位

NBA Entertainment
21位:ジェイレン・ウィリアムズ 90(42位:86)
カニングハムに匹敵するステップアップを果たしたウィリアムズ。王者サンダーの2番手としてスコアリングを担い、チームディフェンスの大黒柱としてオールディフェンシブ2nd選出も果たした。
22位:ジェイレン・ブラウン 90(15位:92)
ブラウンは順位を7つ落とした。個人スタッツにはさほどの変化はなかったが、チームが優勝を逃したこと、前年にファイナルMVPを受賞したこともあってか、評価を下げることとなった。テイタムを欠く2025-26シーズン、ブラウンの真価が問われる。
23位:トレイ・ヤング 90(25位:89)
ヤングは大台の90を突破。2年目以降は毎シーズン、平均24得点と9アシスト以上を残していて、NBA屈指の司令塔だ。2024-25シーズンは、11.6アシストでアシスト王にも輝いている。

24位:カイリー・アービング 90(16位:92)
カイリーは8つ順位を下げて24位に。ドンチッチ移籍以降のマブスで孤軍奮闘し、平均24.7得点、4.6アシストを記録したが、前十字靭帯断裂で離脱を余儀なくされた。カイリーが復帰するまでは、2Kで彼のドリブルを堪能することにしよう。
25位:パオロ・バンケロ 89(23位:89)
バンケロは惜しくも90突破とはならなかった。2024-25シーズンは、怪我によって46試合の出場に留まったものの、平均25.9得点とステップアップ。レーティング90を超える才能の持ち主であることは間違いなく、あとはチーム成績でインパクトを与える必要がある。
26位:エバン・モーブリー 89(46位:86)
カニングハム、ウィリアムズに続く大出世株のモーブリー。2024-25シーズンは、最優秀守備選手に輝き、キャバリアーズの躍進に貢献した。あとはオフェンスのスキルセットを増やせば、ランキング上位に入ってくることは間違いない。
27位:パスカル・シアカム 89(31位:88)
ファイナル進出のペイサーズを支えたシアカムが27位に。1人でオフェンスを完結できるシアカムの存在は、要所でチームを救った。彼の実力と、ペイサーズはパス回しが主体で、チーム全員がシュートを放つため、シアカムのスタッツは伸びにくいことを考えると、90の大台を突破してもいい選手かもしれない。

28位:ジェームズ・ハーデン 89(58位:84)
前作の58位という評価を見て、私は腰を抜かした。2024-25シーズン、ハーデンはプレイメイカーとしてクリッパーズを牽引。2022年以来のオールスター選出と、2020年以来のオールNBA選出を果たし、NBAの表舞台に帰ってきた。
29位:ジャレン・ジャクソンJr 89(39位:87)
グリズリーズの攻守の要であるJJJが29位にランクイン。過去2シーズンはオフェンスでの役割が増し、平均22得点を記録。一方ディフェンス面では若干数字を落としている。ディフェンスで本来の実力を発揮し、平均25得点ほどを記録すれば、このランキングでも大きく飛躍するだろう。
30位:バム・アデバヨ 88(27位:88)
ヒートの守護神のアデバヨが30位にランクイン。ディフェンスはリーグトップクラスで、あとはオフェンスでの向上の余地がある。2024-25シーズンは、平均3P試投数が2.8と大きく増え、向上の兆しを見せた。ディフェンスはそのままに、平均20得点を突破できれば90の突破も見えてくる。
NBA 2K26は9月5日に、PlayStation®5、PlayStation®4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC、Nintendo Switchで発売される。
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