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マイケル・ジョーダンがNBCの『Insights To Excellence』のインタビューで語った内容は?

石山修二 Shuji Ishiyama

Daniel Mader

マイケル・ジョーダンがNBCの『Insights To Excellence』のインタビューで語った内容は? image

マイケル・ジョーダンがNBAで最後のゲームをプレイしたのは2002-03シーズンだった。以来、ファンが彼の言葉を聞く機会はあまりなかった。

シカゴ・ブルズのレジェンドは一時期シャーロット・ホーネッツのオーナーを務めていたこともあり、その頃には時折姿を見せていた。だが、この十年あまりはインタビューにほとんど応じていない。それだけに米ネット局NBCがNBA中継を再開する2025-26シーズンにオンエアする『Insights To Excellence』のインタビューをジョーダンが受けると発表した時には、彼が何を語るのかファンは大いに興味を持った。

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そして現地21日(火)の夜、オクラホマシティ・サンダー対ヒューストン・ロケッツ戦のハーフタイムにマイク・ティリコ氏によるジョーダンのインタビューの初回がオンエアされた。

ここでは、ジョーダンがそのインタビューで語った内容、そしてジョーダンとNBCの契約について現時点で明らかになっている情報をまとめる。

ジョーダンがインタビューで語ったこと

NBCは今後のNBA中継にジョーダンが関わることを公表すると、サンダーvsロケッツのハーフタイムにレジェンドが初登場すると宣伝していた。そして、試合がハーフタイムに入ると『Insights to Excellence』の最初のインタビューが放映された。

(マイケル・ジョーダンがNBCに👀)

ジョーダンは今回、主に自分が今何をしているかについて語った。そして今でもバスケットボールをプレイしているかどうか、なぜNBCの放送に参加し、自身の知見を語ることにしたのか、その理由について説明した。

ジョーダンはインタビューの冒頭で「ファンはおそらく自分のことを存分には目にできてないだろう」と語った。それは家族と過ごすことなど、現役時代には手が回らなかったことへの時間を取り戻そうとしているからだと説明した。

そしてジョーダンは「何年もボールを触っていない」と語ると、久しぶりにフリースローを打った時のエピソードを語った。

またNBCでバスケットボールについて語ることを決断した背景についてジョーダンは、バスケットボールに対する義務感があると説明した。

「君が想像する以上に自分はバスケットボールを愛してる。正直、魔法の薬を飲んで、今すぐにショートパンツを履いてコートでプレイしたい。それが自分なんだ」とジョーダンは語った。

「あの感覚を恋しく思う…でもアキレス腱を断裂するよりは、ここでこうして君と話している方がいいね」

ジョーダンのインタビューは以下の投稿から観ることができる。

(「自分達には恩返しをする義務がある。それが今回の理由だ」
『MJ: Insights To Excellenceの第1回でマイケル・ジョーダンがマイク・ティリコと初めて語り合った様子が視聴可能)

NBCは、次回のエピソードではジョーダンが現在のNBAにおける負荷管理やその他のトピックについて語ると予告した。

マイケル・ジョーダンとNBCの契約は?

ジョーダンがNBCのNBA中継に「特別協力者」として出演することで受け取る報酬額は公表されていない。

噂では1シーズンあたり4000万ドル(1ドル151円換算で約60億4000万円)と言われているが、もしこれが本当ならNBAのテレビ解説者としては最高額となる。しかし 『フロント・オフィス・スポーツ』は6月、この数字は「不正確」だと報じている。

原文:Michael Jordan talks obligation to basketball in NBC's first episode of 'Insights To Excellence'
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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