レブロン・ジェームズのキャリアスタッツ:通算4万得点の大台近づく

Gilbert McGregor

坂東実藍 Miran Bando

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レブロン・ジェームズは20年目のシーズン、NBA通算得点記録で歴代トップに立った。そして21年目の今シーズン、彼はさらなる歴史をつくろうとしている。

ジェームズはNBAで通算6人目となる21シーズン目を戦っている選手だ。1985年以前に生まれた選手は、現在のリーグに彼しかいない。リーグ最年長選手だ。

年齢や息の長さだけではなく、現在もジェームズがオールNBA級のタレントであることは、かけられる期待も常に大きいことを意味する。その期待に応えられたら、ジェームズは通算得点記録でほとんど更新不可能なところまでたどり着くだろう。

ジェームズがあとどれくらいNBAでプレイするのかは分からない。だが、2023-2024シーズンの彼の得点は注目に値する。通算4万得点の大台に達しようとしているからだ。

21年目のシーズン、ジェームズがほかに達成するマイルストーンはあるのか。ここでまとめる。

いつレブロン・ジェームズは通算4万得点を達成する?

レブロン・ジェームズは現在3万9991得点で、通算4万得点まであと9得点となっている。

2023-24シーズン、ジェームズは平均25.2得点をあげている。欠場がなければ次戦、3月3日(現地2日)にホームで行われるデンバー・ナゲッツ戦が有力だ。

レブロン・ジェームズの通算アシスト

ジェームズは歴代4位のアシスト数でシーズン開幕を迎えた。上に立つのはクリス・ポール、ジェイソン・キッド、そしてジョン・ストックトンだけだ。

この3人のうち唯一現役のポールとジェームズの差は1000アシスト超。キャリアの最後までジェームズは歴代4位の座にとどまりそうだ。なお、キッドとは1500アシスト超、ストックトンとは5000アシスト超の開きがある。

歴代ランキングはこちらを参照。

レブロン・ジェームズの通算リバウンド

ジェームズはシーズン開幕時、リバウンド数で現役のNBA選手ではトップだった。ディアンドレ・ジョーダン、アンドレ・ドラモンドを上回っている。

ここ2シーズン連続でジェームズは約460リバウンドを記録。近年のペースを続ければ、歴代トップ30入りを果たすと見られる。

歴代ランキングはこちらを参照。

レブロン・ジェームズの通算出場試合

シーズン開幕時点でジェームズは通算1421試合出場。2023-24シーズン中に歴代6位まで浮上する可能性がある。

NBA通算出場試合の歴代上位は以下のとおりだ。

順位選手試合数
1.ロバート・パリッシュ1,611
2.カリーム・アブドゥル・ジャバー1,560
3.ビンス・カーター1,541
4.ダーク・ノビツキー1,522
5.ジョン・ストックトン1,504
6.カール・マローン1,476
7.レブロン・ジェームズ1,474
8.ケビン・ガーネット1,462
9.ケビン・ウィリス1,424
10.ジェイソン・テリー1,410

2022-2023シーズンにトップ10入りしたジェームズだが、2023-24シーズン中に歴代5位のストックトンに並ぶことはない。

なお、歴代トップはロバート・パリッシュの1611試合。ジェームズがこの記録を更新するには、2023-24シーズンを含めて3シーズンが必要だ。

歴代ランキングはこちらを参照。

原文:LeBron James career stats: Lakers star's pursuit of 40,000 points among potential milestones in 2023-24 season(抄訳)
翻訳:坂東実藍

Gilbert McGregor

Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。