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ニックスのトム・シボドーHCが退任 「球団の前進に最善と考える決定」

坂東実藍 Miran Bando

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NBA Entertainment

ニューヨーク・ニックスは6月3日(日本時間4日)、トム・シボドー・ヘッドコーチを解任したことを発表した。

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球団の声明で、レオン・ローズ社長は「ファンのために優勝することに球団は専念しています。そのために、別の方向に進むことを決めたとシボドーに伝えるという難しい決定を下すことになりました」と話している。

「ニックスのヘッドコーチとして日々、心血を注いでくれたトムには、感謝してもしきれません。この5シーズンにわたり、品格とプロ意識をもって我々を率いてくれただけでなく、プレイオフ進出4回やプレイオフシリーズ勝利4回と、コートでの素晴らしいい成功に導いてくれました。最終的には、球団の前進に最善と考える決定を下しました。トムはずっとニックスファミリーの一員であり、今後の彼の活躍を本当に願っています」

2024-2025シーズンのニックスは、シボドーHCの下で51勝31敗を記録。イースタン・カンファレンスの第3シードでプレイオフに進出した。ポストシーズンはファーストラウンドでデトロイト・ピストンズ、カンファレンス・セミファイナルでボストン・セルティックスを沈め、東地区決勝に勝ち進んだ。

25年ぶりとなったカンファレンス・ファイナルでは、インディアナ・ペイサーズと対戦。5月31日(同6月1日)の第6戦で敗れ、シリーズ2勝4敗で敗れている。


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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。