富永啓生のネブラスカ大学での成績・スタッツまとめ|米大学バスケNCAA

YOKO B

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米大学バスケットボールNCAAディビジョン1(1部)のネブラスカ大学で最終シーズンを戦っていた富永啓生は、3月23日(現地22日)、NCAAトーナメント1回戦でテキサスA&M大学に83-98で敗れ、大学バスケットボールのキャリアを終えた。

ネブラスカ大学はビッグテン・カンファレンス・トーナメント(Big Ten Conference Tournament)でトップ4入りを果たし、全米チャンピオンを決めるNCAAトーナメントにサウス・リージョンの第8シードで選ばれていた。

ネブラスカ大学はレギュラーシーズンをカンファレンス3位で終了。3月16日(同15日)、ビッグテン・カンファレンス・トーナメントの準々決勝でインディアナ大学を相手に93-66で快勝。翌17日(同16日)の準決勝ではイリノイ大学に87-98で敗れ、決勝進出を逃している。

また、2023-2024シーズンの活躍により、富永はレギュラーシーズン終了後の3月13日(同12日)にはオールビッグテン・セカンドチーム(コーチ投票)とサードチーム(メディア投票)に選出された。また、3月18日(同17日)にはビッグテン・オールトーナメント・チーム(全5選手)の1人に選ばれている。

ここではネブラスカ大学における富永啓生の成績やスタッツ、自己最多記録、ネブラスカ大学における歴代記録などをまとめる。


富永啓生ネブラスカ大学3年間の成績

チーム成績

 全体成績カンファレンスホームアウェイ中立地
2021-2210勝22敗4勝16敗7勝12敗3勝8敗0勝2敗
2022-2316勝16敗9勝11敗11勝4敗4勝8敗1勝4敗
2023-2423勝11敗12勝8敗18勝1敗3勝8敗1勝0敗

富永啓生スタッツ:シーズン平均

 GMINPTSFGFG%3P3P%FTFT%REBASTSTLBLKTOPF
2021-223016.45.72.0/5.337.31.2/3.633.00.5/0.684.21.50.60.80.00.30.7
2022-233225.113.14.8/9.650.32.1/5.240.01.4/1.786.81.60.70.60.10.80.6
2023-243226.015.15.3/11.346.62.4/6.337.62.2/2.587.52.31.40.90.01.21.3
Total9422..611.44.1/8.846.21.9/5.137.41.4/1.686.81.80.90.70.00.81.0

※G=試合数、MIN=出場時間、PTS=得点、FG=フィールドゴール、FG%=フィールドゴール成功率、3P=3ポイントショット、3P%=3P成功率、FT=フリースロー、FT%=フリースロー成功率、REB=リバウンド、AST=アシスト、STL=スティール、BLK=ブロック、TO=ターンオーバー、PF=パーソナルファウル

富永啓生スタッツ:シーズントータル

 PTSFGFG%3P3P%FTFT%ORDRREBASTSTLBLKTOPF
2021-2217059/15837.336/10933.016/1984.283745182311020
2022-23420154/30650.366/16540.046/5386.8104151221822731
2023-24484169/36346.676/20237.678/8087.286674452913842
Total1074382/82746.2178/47637.4132/15286.826144170857047593

※PTS=得点、FG=フィールドゴール、FG%=フィールドゴール成功率、3P=3ポイントショット、3P%=3P成功率、FT=フリースロー、FT%=フリースロー成功率、OR=オフェンシブリバウンド、DR=ディフェンシブリバウンド、REB=リバウンド、AST=アシスト、STL=スティール、BLK=ブロック、TO=ターンオーバー、PF=パーソナルファウル

富永啓生自己最多記録

  • 得点:31得点(2024年2月5日、イリノイ大学戦)
  • 出場時間:43分(2021年12月2日、NCステイト大学戦)
  • FG成功数:12本(2024年3月11日、ミシガン大学戦ほか)
  • FG試投数:18本(2023年2月6日、ペンステイト大学戦)
  • 3P成功数:5本(2024年3月23日、テキサスA&M大学戦ほか)
  • 3P試投数:11本(2024年3月23日、テキサスA&M大学戦ほか)
  • FT成功数:9本(2023年11月23日、デュケイン大学戦)
  • FT試投数:10本(2023年11月23日、デュケイン大学戦)
  • リバウンド:6(2024年3月11日、ミシガン大学戦ほか)
  • アシスト:5(2024年3月16日、インディアナ大学戦)
  • ブロック:1(2024年3月23日、テキサスA&M大学戦ほか)
  • スティール:5(2023年12月18日、カンザスステイト大学戦)

富永啓生のネブラスカ大学での歴代記録

2024年3月23日(対テキサスA&M大学:NCAAトーナメント1回戦)

  • ネブラスカ大学で通算1074得点を記録し、ネブラスカ大学の歴代得点ランキング30位となる。
  • 3P成功数は、シーズン通算76本でネブラスカ大学歴代8位に、キャリア通算は178本でネブラスカ大学歴代7位となった。

2024年3月17日(対イリノイ大学:ビッグテン・カンファレンス・トーナメント準決勝)

  • 2023-24シーズンの3P成功数が71本となり、単一シーズンに70本以上の3Pを決めたネブラスカ大9人目の選手となる。

2024年3月16日(対インディアナ大学:ビッグテン・カンファレンス・トーナメント準々決勝)

  • 2023-24シーズンの3P成功数が69本となり、単一シーズンの3P成功本数でネブラスカ大学歴代10位となる。

2024年3月11日(対ミシガン大学

  • ネブラスカ大学で通算1012得点を記録。ネブラスカ大学で通算得点1000点に達した31番目の選手となる。

2024年2月22日(対インディアナ大学)

  • 通算3P成功数(159)でネブラスカ大学歴代8位となる。

2024年2月11日(対ミシガン大学)

  • キャリア152本目の3P成功。150本以上の3Pを成功させたネブラスカ大学で9人目の選手となる。

2024年2月5日(対イリノイ大学)

  • 通算3P成功数が149本となり、ロサンゼルス・クリッパーズのヘッドコーチを務めるタロン・ルー(145本、1996-98)と同じくクリッパーズで選手育成/ビデオコーチを務めるクッキー・ベルチャー(146本、1997-2001)を抜き、ネブラスカ大学歴代トップ10入りを果たした。

表彰歴・受賞歴

  • Big Ten All-Tournament Team (2024)
  • All-Big Ten Second Team(Coachs, 2024)
  • All-Big Ten Third Team(Media, 2024)
  • Preseason All-Big Ten(2023-24)
  • Honorable-Mention All-Big Ten(Media, 2023)
  • Honorable-Mention All-Big Ten (Coaches, 2023)
  • Academic All-Big Ten (2023)
  • Nebraska Scholar-Athlete Honor Roll (Fall 2021, 2022; Spring 2023, Fall 2023)
  • NABC Honors Court (2023)

富永啓生シーズン別成績

2023-2024シーズン

チーム成績

レギュラーシーズン公式戦

  • 22勝9敗(うちカンファレンス:12勝8敗)
  • カンファレンス順位:3位

ビッグテン・カンファレンス・トーナメント

  • 第3シードで準々決勝から登場
  • 準々決勝(対インディアナ大学:93-66)勝利
  • 初の準決勝(対イリノイ大学:87-98)敗退

NCAAトーナメント(マーチマッドネス)

  • サウスリージョン第8シード
  • 1回戦(対テキサスA&M大学/第9シード:83-98)敗退

富永啓生個人成績

GMINPTSFGFG%3P3P%FTFT%REBASTSTLBLKTOPF
3226.015.15.3/11.346.62.4/6.337.62.2/2.587.52.31.40.90.01.21.3

※G=試合数、MIN=出場時間、PTS=得点、FG=フィールドゴール、FG%=フィールドゴール成功率、3P=3ポイントショット、3P%=3P成功率、FT=フリースロー、FT%=フリースロー成功率、REB=リバウンド、AST=アシスト、STL=スティール、BLK=ブロック、TO=ターンオーバー、PF=パーソナルファウル

2022-2023シーズン

チーム成績

レギュラーシーズン公式戦

  • 16勝16敗(うちカンファレンス:9勝11敗)
  • カンファレンス順位:11位

ビッグテン・カンファレンス・トーナメント

  • 1回戦(対ミネソタ大学)敗退

富永啓生個人成績

GMINPTSFGFG%3P3P%FTFT%REBASTSTLBLKTOPF
3225.113.14.8/9.650.32.1/5.240.01.4/1.786.81.60.70.60.10.80.6

※G=試合数、MIN=出場時間、PTS=得点、FG=フィールドゴール、FG%=フィールドゴール成功率、3P=3ポイントショット、3P%=3P成功率、FT=フリースロー、FT%=フリースロー成功率、REB=リバウンド、AST=アシスト、STL=スティール、BLK=ブロック、TO=ターンオーバー、PF=パーソナルファウル

2021-2022シーズン

チーム成績

レギュラーシーズン公式戦

  • 10勝22敗(うちカンファレンス:4勝16敗)
  • カンファレンス順位:14位(最下位)

ビッグテン・カンファレンス・トーナメント

  • 1回戦(対ノースウェスタン大学)敗退

富永啓生個人成績

GMINPTSFGFG%3P3P%FTFT%REBASTSTLBLKTOPF
3016.45.72.0/5.337.31.2/3.633.00.5/0.684.21.50.60.80.00.30.7

※G=試合数、MIN=出場時間、PTS=得点、FG=フィールドゴール、FG%=フィールドゴール成功率、3P=3ポイントショット、3P%=3P成功率、REB=リバウンド、AST=アシスト、STL=スティール、BLK=ブロック、TO=ターンオーバー、PF=パーソナルファウル


富永啓生(Keisei Tominaga)プロフィール

生年月日:2001年2月1日(23歳)
身長・体重:188cm・82kg
出身地:愛知県名古屋市
ポジション:シューティングガード

YOKO B

静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英会話/発音コーチも務める。