現地時間1月7日、トレイ・ヤングが8年間在籍したアトランタ・ホークスのユニフォームを脱ぐこととなった。 オールスター選出4回を誇るホークスのスター選手はウィザーズへトレードされ、ホークスでのハイライトに満ちた在籍期間に終止符が打たれた。
ここ数年、ヤングはコンディション不良やトレードの噂が絶えず、シーズンの大半をベンチで過ごすことを余儀なくされるなど、状況は悪化していた。ヤングは、直近12試合で7勝を挙げるなど再建の兆しが見えるワシントン・ウィザーズで心機一転を期すことになる。
ヤングは、まさにブライアン・キーフHC率いるチームが求めていた存在だ。天賦の才を持つボールハンドラーでありクリエイターである彼は、周囲を固める選手たちの攻撃力を増幅させるはずだ。
ヤングがホークスをイースタン・カンファレンス決勝進出という衝撃の快進撃に導いた全盛期から、まだそれほど時間は経過していない。しかし、アトランタは「彼がいない方がうまくいく」と信じる人々も現れるほど、彼の評価は以前より下がっている。
では、実際にヤングが不在の時のホークスの成績はどうなっているのか?知っておくべきポイントをまとめた。
トレイ・ヤングのトレード詳細
- ウィザーズ獲得: トレイ・ヤング
- ホークス獲得: CJ・マカーラム、コリー・キスパート
ヤングはワシントンへと向かい、アレックス・サー、キーショーン・ジョージ、トレイ・ジョンソンといった多くの若き才能たちとコートを共有することになる。対価として、アトランタはローテーションプレーヤーであるCJ・マカーラムとコーリー・キスパートの2人を獲得した。
トレイ・ヤング キャリア成績
| シーズン | チーム | 試合 | 得点 | リバウンド | アシスト | スティール | FG% | 3P% |
| 2025-26 | ホークス | 10 | 19.3 | 1.5 | 8.9 | 1.0 | 41.5% | 30.5% |
| 2024-25 | ホークス | 76 | 24.2 | 3.1 | 11.6 | 1.2 | 41.1% | 34.0% |
| 2023-24 | ホークス | 54 | 25.7 | 2.8 | 10.8 | 1.3 | 43.0% | 37.3% |
| 2022-23 | ホークス | 73 | 26.2 | 3.0 | 10.2 | 1.1 | 42.9% | 33.5% |
| 2021-22 | ホークス | 76 | 28.4 | 3.7 | 9.7 | 0.9 | 46.0% | 38.2% |
| 2020-21 | ホークス | 63 | 25.3 | 3.9 | 9.4 | 0.8 | 43.8% | 34.3% |
| 2019-20 | ホークス | 60 | 29.6 | 4.2 | 9.3 | 1.1 | 43.7% | 36.1% |
| 2018-19 | ホークス | 81 | 19.1 | 3.7 | 8.1 | 0.9 | 41.8% | 32.4% |
| 通算 | — | 493 | 25.2 | 3.5 | 9.8 | 1.0 | 43.2% | 35.1% |
トレイ・ヤング出場時のホークスの成績
ヤングが出場した試合において、アトランタは221勝272敗で、勝率.449である。ヤングがロスターに名を連ねていた期間、ホークスは2021年、2022年、2023年の計3回プレイオフ進出を果たした。
トレイ・ヤング不在時のホークスの成績
ヤング不在時のホークスは46勝48敗で、勝率.489だ。決して素晴らしい数字とは言えないが、サンプルサイズが圧倒的に小さいという注釈は付くものの、アトランタの成績はヤングがいる時よりもいない時の方が上回っている。
ホークスがヤング抜きでより多くの成功を収めているのには、いくつかの理由がある。近年のヤング欠場期間は、2025-2026シーズンに初のオールスター選出を果たす可能性のあるジェイレン・ジョンソンの継続的な成長と重なっている。ジョンソンは、クイン・スナイダーHCのシステム内で躍動するニキール・アレクサンダー・ウォーカー、ダイソン・ダニエルズ、オニエカ・オコングら、印象的な選手たちの先頭に立っている。
一方で、ヤングは最近ケガに泣かされてきた。それらの故障は、単に試合時間を奪っただけではなく、コートに立った際の実効性をも制限していた。もともとヤングは決して守備の良い選手ではなかったが、今季ヤングが出場した263分間でホークスが記録した129.2というディフェンス・レーティングは、彼のキャリアのどの時点よりもはるかに悪い数字だ。
小柄なガードで守備面で疑問符がつくヤングには、常に否定的な意見がつきまとう。彼の強みはシュート力とプレイメイクにあり、その両方はNBAでもトップクラスに位置する。
ホークスは本当にヤングがいない方が良いのか?統計上は「イエス」と出ているが、彼のスキルセットは、彼の守備的な欠点を補えるチームにおいて、より有用であることを証明できるかもしれない。
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
