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身についたのは日本語だけじゃない? 「気づいたらお辞儀をしていた」と話すビッグマン

YOKO B

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現時点で最も日本語が話せるノンネイティブの現役NBA選手といえば、ディアンドレ・ジョーダン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)だろう。昨シーズンの彼からの ビデオメッセージでジョーダンの流暢な日本語 に驚いた人も多いはずだ。

ジョーダンは昨シーズンの取材で、日本の文化と伝統の大ファンで禅宗の教えを信仰し、2024年の9月から本格的に 日本語を学んでいると話している

その際、『夏休み、日本に行きます』と日本語で話していたジョーダンが単独取材に応じ、日本滞在や日本語の上達について語った。

以下、ジョーダンの一問一答(質問は要約)。

※なお、ジョーダンが英語の質問に日本語で答える場面もあり、本人の日本語での発言は『 』で記している。

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日本にいた時は毎日日本語を使っていた

——日本はどうでしたか?

ジョーダン: 『楽しい? 楽しいでした?』


——「楽しかったです」ですね。


ジョーダン: 『はい。楽しかったです』

——いつ頃、どこに行きましたか?


ジョーダン: 7月に12日間行ったよ。東京、京都、大阪、それから高野山にも行ったんだ。最高だったね。

——高野山は前から行きたかったところですよね?


ジョーダン: そうなんだ。修行僧の寺なんだけど、すごく良い時間を過ごせた。食事も素晴らしかったし、たくさんの寺を回って現地で友人にも出会えた。

ある日、「今日は一日中日本語だけで話そう」と言われて、本当に頑張ってついていこうと努力をしたんだけど、早いスピードで話されると単語を聞き取るのが難しくて大変だったよ。でも本当に良い旅になった。今はオンラインでも友達と日本語で話すんだ。すごく楽しいよ。

——日本語は上達していますか?


ジョーダン: かなり上達したと感じたね。でも、毎日使わないとやっぱりまだまだ大変だよ。日本にいる間は毎日日本語を使っていたので、すぐに上達を感じられてとても良かった。

今はアメリカに戻ってきて英語で会話している時につい、『ああ、そうそう』とか『はい、はい』と言ってしまうことがある。しばらく日本語漬けだったので自然に出てくるんだ。気づいたら人にお辞儀をしてる自分がいたり(笑)。文化にどっぷり浸かると、帰って来てもそのままの感覚が残っていてちょっと笑えるよね。

ジャマール・マレーや八村塁とも日本語で話す

——ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)とは今でも日本語について話しますか?


ジョーダン: うん、話すよ。少し前に(ナゲッツと)対戦した時にも話した。彼はまだ、少し軽い感じで勉強している印象だね。でも、(ジャマールのように)僕も最近いろんなアニメを観ながら日本語を学ぼうとしているんだ。映像を見て日本語に触れるやり方も楽しいよね。

ルイ(八村塁)ともたまに話しているよ。日本語でメッセージを送り合っているんだ。


——日本語で?


ジョーダン: そうだよ。知らない言葉があったら英語で返すけどね(笑)。スマホは便利だね。僕はまだ漢字で苦戦しているから。

——日本語の授業はこれからも取る予定ですか?


ジョーダン: 次の学期に次のレベルのコースを取る予定だ。これからも頑張って勉強するよ。


今回の取材は、11月2日(日本時間3日)にオクラホマ州オクラホマシティで行われたペリカンズ対オクラホマシティ・サンダーの試合後にロッカールームで行われている。

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