ブレイザーズのC.J.・マッカラムがMIP賞を受賞

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4月22日、NBAはポートランド・トレイルブレイザーズのC.J.・マッカラムを2015-16シーズンのKia NBA Most Improved Player Award(MIP賞)に選出した。ブレイザーズからの受賞は、ケビン・ダックワース(1987-88)、ザック・ランドルフ(2003-04)以来となる球団史上3人目となる。

マッカラムは、130人のメディア関係者による投票で合計559ポイント(1位票101)を獲得した。2位はシャーロット・ホーネッツのケンバ・ウォーカー(166ポイント/1位票7)、3位はミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(99ポイント/1位票4)だった。

投票は各投票者が1~3位の選手を選び、1位票5ポイント、2位票3ポイント、3位票1ポイントを付与。最も合計ポイントの高い選手が同賞に選出される。

今季が3年目のマッカラムは、キャリアハイとなる1試合平均20.8得点(NBA18位)を記録。昨季の平均得点(6.8)から一挙14得点も増加させた。2シーズン連続してレギュラーシーズン40試合以上に出場した選手の中では、1988-89シーズンの平均6.2得点から翌1989-90シーズンに17点アップの平均23.2得点を記録したトニー・キャンベル以降最大の増加幅となっている。また、マッカラムは今季フィールドゴール成功率(44.8%)、3ポイントシュート成功率(41.7%/NBA8位)、アシスト(4.3)、リバウンド(3.2)で自己最多の数字をマークし、ブレイザーズの3シーズン連続プレイオフ進出に貢献した。

昨季は62試合(先発3試合)に出場し、18試合で二桁得点、3試合で20得点以上を記録したが、今季は出場した80試合中79試合で二桁得点、40試合で20得点以上、8試合で30得点以上をマーク。年間3P成功数もNBA9位となる197本を記録している。


昨季から大きく躍進した選手に贈られるMIP賞に輝いたC.J.・マッカラム


投票結果

選手(チーム)1位票2位票3位票合計
C.J.・マッカラム
(ブレイザーズ)
1011412559
ケンバ・ウォーカー
(ホーネッツ)
73720166
ヤニス・アデトクンボ
(バックス)
4172899
ステフィン・カリー
(ウォリアーズ)
713983
ウィル・バートン
(ナゲッツ)
116962
ジェイ・クロウダー
(セルティックス)
181645
ドレイモンド・グリーン
(ウォリアーズ)
210343
アイザイア・トーマス
(セルティックス)
33630
ハッサン・ホワイトサイド
(ヒート)
16326
カワイ・レナード
(スパーズ)
12718
アンドレ・ドラモンド
(ピストンズ)
11311
ゲーリー・ハリス
(ナゲッツ)
1-16
ケント・ベイズモア
(ホークス)
-114
エバン・フォーニエ
(マジック)
--44
ロドニー・フッド
(ジャズ)
-1-3
ラッセル・ウェストブルック
(サンダー)
-1-3
レジー・ジャクソン
(ピストンズ)
--33
イアン・マヒンミ
(ペイサーズ)
--33
ザック・ラビーン
(ウルブズ)
--11
カイル・ラウリー
(ラプターズ)
--11

Photo by Blazers.com

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