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ディアンドレ・エイトン加入後のレイカーズのロスター予想:元ドラフト1位指名選手はレブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチとどうフィットするのか

David Suggs

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

ディアンドレ・エイトン加入後のレイカーズのロスター予想:元ドラフト1位指名選手はレブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチとどうフィットするのか image

2024-25シーズンのプレイオフを失望で終えたロサンゼルス・レイカーズは、すぐに主力の再構築に動き出した。

今週初めには、かつてグリズリーズとキングスでバックアップを務めたジェイク・ラレイビアと契約し、3ポイトンショットの強化と若手タレントの補強を図った。

そして現地時間7月2日、元ドラフト全体1位指名選手のディアンドレ・エイトンがロサンゼルス入りを決断。ESPNのシャムズ・シャラニア氏によると、エイトンはレイカーズと2年契約を結んだという。

現在26歳のエイトンは、長年スター候補とされながらも、その才能を完全に開花させきれていない。環境を変えることで本来の力を引き出せるのか。そして、レイカーズの他の選手たちとどのようにフィットするのか

ここでは、エイトンが加入したことでレイカーズのロスターがどう変化するのかをまとめた。

ディアンドレ・エイトン加入後のレイカーズロスター予想

エイトンの加入後、ロサンゼルスのロスターがどのように変化するかを見ていく。以下はレイカーズが2025-26シーズンの契約を結んでいる選手となっている。

選手ポジション年齢昨季平均得点
ディアンドレ・エイトンC2614.4
ルカ・ドンチッチG/F2628.2
ジョーダン・グッドウィンG265.6
八村塁F2713.1
ブロニー・ジェームズG212.3
レブロン・ジェームズF4024.4
トレイ・ジェミソンC252.5
マキシ・クリーバーF333.0
ダルトン・コネクトG/F249.1
ジェイク・ラレイビアF236.9
シェイク・ミルトンG287.4
オースティン・リーブスG2720.2
アドゥ・ティエロF2115.1*
ジャレッド・バンダービルトF264.1
ゲイブ・ビンセントG286.4

*大学在学時のスタッツ

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レイカーズの予想先発ラインナップ

エイトンはレイカーズで先発出場すると予想されている。想定されるラインナップは以下の通り:

  • G ルカ・ドンチッチ
  • G オースティン・リーブス
  • F レブロン・ジェームズ
  • F 八村塁
  • C ディアンドレ・エイトン

エイトンの加入は、アンソニー・デイビスがダラスへ移籍して以来レイカーズが探し続けてきたものだ。つまり、ドンチッチやジェームズからのロブパスを沈めることができるリムランニングのビッグマンを獲得した。

26歳という若さに加え、エイトンのリムへのスラロームは魅力的だ。機動力に優れ、ガードにもビッグマンにも対応できる守備力を持ち、調子の良い時にはリング周辺でのソフトタッチも光る。

とはいえ、近年のエイトンはその評価に見合うだけのパフォーマンスを発揮できていない。昨季はケガやメンタル面での課題もあり、わずか40試合の出場にとどまった。2023-24シーズンと比べて各スタッツも軒並み低下した。

ただ、2021年にサンズがNBAファイナルへ進出した際のエイトンの活躍は記憶に新しいだろう。2021-22と2022-23年の安定したパフォーマンスもあり、あの活躍は偶然ではなかったことを証明している。以来、彼は真の競争力を持つチームでプレイしていないが、レイカーズがウェスト上位へ返り咲くためにはエイトンの復活が不可欠だ。

ドンチッチ、リーブス、そしてジェームズという強力なコアが揃っている今、エイトンが再び輝きを取り戻す可能性は十分にある。

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ディアンドレ・エイトンの契約内容

  • 契約年数:2年(2年目はプレイヤーオプション)
  • 契約総額:1660万ドル

エイトンはロサンゼルスと2年契約を締結。この契約により年平均880万ドルを得ることになる。

これは、ポートランド時代に得ていた年平均3323万ドルの契約と比べれば大幅に下がっている。ただし、バイアウトにより一部の報酬を取り戻しており、この金額も納得の範囲内だ。

また、2025-26シーズン終了後には契約をオプトアウト(破棄)することが可能。これにより、エイトンは来オフに市場での評価を高めて再契約交渉に臨むチャンスを手にしている。

原文:Lakers roster projection with Deandre Ayton: How former No. 1 pick fits with LeBron James, Luka Doncic
抄訳:佐藤瑞紀(スポーティングニュース日本版)

David Suggs

David Suggs is a content producer at The Sporting News. A long-suffering Everton, Wizards and Commanders fan, he has learned to get used to losing over the years. In his free time, he enjoys skateboarding (poorly), listening to the likes of Stevie Wonder, Marvin Gaye and D’Angelo, and penning short journal entries.

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。