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ステフィン・カリー一問一答:NBA通算得点でレジェンド超えに「本当に特別」、デマルコ・コーチの旅立ちには「新しい挑戦が楽しみ」

杉浦大介 Daisuke Sugiura

ステフィン・カリー一問一答:NBA通算得点でレジェンド超えに「本当に特別」、デマルコ・コーチの旅立ちには「新しい挑戦が楽しみ」 image

2025年12月30日(現地29日)にバークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン)でブルックリン・ネッツと対戦したゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが会見場で取材に応じた。

この試合でカリーは3ポイントショット5本を成功させ、ゲーム最多タイの27得点をあげて120-107での勝利に貢献。また、NBA通算得点でケビン・ガーネット(通算2万6071得点)を抜き、歴代21位に躍り出た。

ここでは、カリーの一問一答をお届けする(質疑応答は全て日本語)。

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ガーネットのような選手を超えられたことは本当に特別

――前日のトロント・ラプターズ戦では延長戦の末に逆転負けだった。その翌日、ロードでの連戦でこういう形で試合を締めくくれたことはどれくらい大きな意味がある?

カリー: 重要だった。まさにやるべきことだったし、それをやり切った。全員が貢献した試合だった。連戦の2試合目という状況のなかで、みんなが一歩前に出てくれた。それを見ることができて本当に良かった。

――ジミー・バトラー(21得点)とあなたが得点を引っ張った。特にジミーが11~12回もフリースローを獲得したことは、テンポや試合運びにどう影響した?

カリー: ファウルをもらって取る得点は簡単じゃないけど、彼は成功率が高い選手だし、そういう場面があると自分たちのディフェンスをセットできる。若いチームはコートを上下に素早く動きたがるけど、そういうときに試合を落ち着かせてくれる。時間帯やスコアに関係なくね。

――今夜、NBAでの通算得点でケビン・ガーネットを抜いた。そのようなレジェンドを超えた気持ちは?

カリー: 正直、これまでに抜いてきた一人ひとりについて語ることもできるし、もしこのままプレイを続けられるなら、これから先もそうなると思う。

この段階になると、みんなアイコンであり、レジェンドであり、僕が見て育ってきた選手たちなんだ。彼らはそれぞれの時代を象徴する存在で、全国区で知られているのには理由がある。それだけのキャリアを築いてきたからだ。

特にKGのような選手、チャンピオンである彼のキャリアが持つ意味を考えると、そういう人物を超えられたことは本当に特別だ。

――マディソン・スクエア・ガーデンでのニックス戦でのあなたの活躍はよく語られるが、バークレイズ・センターとも特別な関係があるように見える。観客からMVPコールも起きていたが、この会場に特別な思いはある?

カリー: ここでは良い試合をいくつもしてきたし、『ダブ・ネーション』(ウォリアーズファン)の数は年々増えている気がする。楽しんでいるし、感謝している。ああいう声援は試合の盛り上がりを一段上げてくれる。

こういう試合は本当に楽しみなんだ。MVPコールをたくさん受けたところで最後のフリースローを外したけど、ちょっと気が散ったんだと思う。でも本当にありがたいよ。特に連戦の2試合目みたいに、エネルギーを出すのが大変なときに、敵地の観客がああやって後押ししてくれるのは特別なことだ。

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デマルコ・コーチがリバティでヨネスクーの能力を引き出す

――アシスタントコーチのクリス・デマルコが今日の試合を最後にウォリアーズを離れ、WNBAニューヨーク・リバティのヘッドコーチになる。それについて思うことは?

カリー: この組織に17年もいて、初日からほぼずっと一緒に歩んできたと言っていいような人だ。台頭期から初のプレイオフ、そしてこの10年が持つ意味まで、すべてを見てきた。そのなかで彼は、努力でこのリーグに居場所を築いてきた人だ。

マーク・ジャクソンHCの時代(2011~2014年)から今に至るまで、このチームのスタッフとして残り続けてきたのには理由がある。バハマ代表での経験もあるし、今回リバティの仕事に挑戦する過程で、ここでゼネラルマネージャーと話をしたことも含めて、彼がどんなコーチで、何を積み重ねてきたかを改めて感じた。

きっとリバティのロッカールームにもスムーズにフィットするはずだし、彼の新しい挑戦が楽しみだ。もう準備万端で、早く仕事を始めたくてうずうずしていると思う。彼がやるべきことをやる姿を見るのが楽しみだ。

――デマルコ・コーチについて、リバティのエースであるサブリナ・ヨネスクーには何か伝えた?

カリー: 正直で、そして選手一人ひとり、ロッカールーム全体に対してチャレンジを求める人間だということ。スティーブ(カーHC)が僕たちのところに来たときの状況とすごく似ている。

彼は何かを根本から変えようとしたり、戦術の再構築をしようとするタイプじゃない。コミュニケーションを重視して、選手の声を聞き、信頼関係を築いていく協働的なやり方になると思う。ウォリアーズで使ってきた、あるいは今も使っている“お家芸”のプレイもいくつか持ち込むはずだ。

サブリナをオンボールでもオフボールでも助けて、彼女の能力を引き出すと思うし、良いバスケットボールをする。それに尽きる。

――最後に、デマルコ・コーチとの別れの場面について教えてほしい。彼はゲームボールを渡され、水をかけられたと聞いたが、どんな時間だった?

カリー: コーチがああいう瞬間を迎えるのは興味深いよね。普通は選手が個人記録やブザービーター、キャリアハイを達成したときにそういう場面を迎えるものだから。

でも、彼が旅立ちをああやって祝福されたのは、10年以上にわたる存在感や、スタッフの中での立ち位置を物語っている。彼を最高の形で送り出せて楽しかった。今夜勝てたからこそ、あの時間を持つことができた。もし負けていたら、少し重たい雰囲気になっていたと思うからね。

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