レイカーズのジェームズが通算アシスト数でマジック・ジョンソン超えまであと9アシスト

Jordan Greer

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ロサンゼルス・レイカーズのスター選手であるレブロン・ジェームズは、NBAの記録に挑み続けている。

ジェームズはあと9アシストでマジック・ジョンソンを抜き、通算アシスト数でNBA歴代6位に躍り出ることになる。ジェームスとジョンソンは、ジョン・ストックトン、ジェイソン・キッド、クリス・ポール、スティーブ・ナッシュ、マーク・ジャクソンに並んで、NBA史上7人しかいない通算1万アシストを達成している選手のうちの2人である。

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今シーズン後半には通算得点でNBAの歴代トップになる勢いのジェームズにとって、これがもうひとつの素晴らしい偉業となることは間違いないだろう。しかし、37歳の彼がアシストランキングでさらに上位に食い込む可能性はあるのだろうか?

今回は、ジェームズの輝かしいアシスト数について詳しく見ていこう。

NBA歴代アシスト数ランキング:ジェームズのジョンソン超えが濃厚

ジェームズは、11月30日(日本時間12月1日)に128-109でレイカーズが勝利したポートランド・トレイルブレイザーズ戦で8アシストをマークし、通算10133アシストを記録している。12月2日(同3日)のミルウォーキー・バックス戦では、ジョンソンの通算10141アシストと並ぶか、あるいはそれを上回る可能性がある。

現役選手でトップ10入りしているのはクリス・ポールだけだ。ジェームズのチームメイトのラッセル・ウェストブルックは、ギャリー・ペイトンに次いで11位につけている。

順位選手アシスト数
1.ジョン・ストックトン15806
2.ジェイソン・キッド12091
3.クリス・ポール11071
4.スティーブ・ナッシュ10335
5.マーク・ジャクソン10334
6.マジック・ジョンソン10141
7.レブロン・ジェームズ10133
8.オスカー・ロバートソン9887
9.アイザイア・トーマス9061
10.ギャリー・ペイトン8966
11.ラッセル・ウェストブルック8747
12.アンドレ・ミラー8524
13.ロッド・ストリックランド7987
14.ラジョン・ロンド7584
15.モーリス・チークス7392
16.レニー・ウィルケンズ7211
17.テリー・ポーター7160
18.ティム・ハーダウェイ7095
19.トニー・パーカー7036
20.ボブ・クージー6955

ジェームズは歴代アシストランキングでどこまで上り詰めるのか

ジェームズはクリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、そしてレイカーズでの19シーズンで、1試合平均7.4アシスト、合計528.7アシストを記録。ここ数年は健康面で問題を抱えているため、それと同じレベルの出場機会やパフォーマンスを期待するのは公平ではないかもしれない。

2022-23シーズン中にジェームズが少なくともあと40試合に出場すると仮定して(2018年にレイカーズに加入して以来、彼は1シーズン平均55.75試合出場)、いくつかのシナリオを考えてみよう。

  • 40試合で6.0アシスト:240アシスト/通算10373アシスト
  • 40試合で6.5アシスト:260アシスト/通算10393アシスト
  • 40試合で7.0アシスト:280アシスト/通算10413アシスト
  • 40試合で7.5アシスト:300アシスト/通算10433アシスト

上記のどのシナリオでも、ジェームズは今シーズン、ジャクソンとナッシュを抜き去って単独4位になることになる。しかし、トップ3に入るのはさらに難しく、ストックトンに追いつくのは至難の業のようだ。

殿堂入りしたストックトンは、ジェームズに5673アシストの差を付けている。ジェームズがキャリアの最初の10年間で5302アシストを記録したことを考えると、それがどれほどの差なのかは想像がつく。

よって、おそらくストックトンはこの先もずっとトップであり続けるだろう。

レブロン・ジェームズのキャリア最高のアシスト

原文:Look out, Magic Johnson: Where Lakers' LeBron James ranks on NBA all-time assist list
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc

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Jordan Greer

Jordan Greer has been with The Sporting News since 2015. He previously worked for the Pittsburgh Post-Gazette. He is a graduate of Westminster College and Syracuse University.