ダラス・マーベリックスは11月12日(現地11日)、ニコ・ハリソンをゼネラルマネージャーとバスケットボール運営部代表の職から解任したことを発表した。
The Dallas Mavericks announced the departure of Nico Harrison today.
— Mavs PR (@MavsPR) November 11, 2025
Michael Finley and Matt Riccardi will serve as co-interim general managers.
Full Release: https://t.co/mjOCxSs7K9
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当面はマイケル・フィンリーとマット・リカルディが代理で共同GMを務め、運営部を監督する。球団は正式な後任探しを始めるとのことだ。
ハリソンは2021年に就任。1年目にチームは52勝30敗という成績を残し、プレイオフでウェスタン・カンファレンス決勝に進むと、2023-2024シーズンには優勝した2011年以来となるNBAファイナルまで勝ち進んだ。
だが、2024-2025シーズン途中、ハリソンはエースのルカ・ドンチッチを放出。ロサンゼルス・レイカーズとのトレードに踏み切り、引き換えにアンソニー・デイビスを獲得する。
チームの顔だったドンチッチを手放したことで、ハリソンはマーベリックスファンの怒りを買ってしまう。以降、マーベリックスの本拠地アメリカン・エアラインズ・センターでは、観客から「Fire Nico」(ニコをクビにしろ)のチャントが寄せられるようになった。
NBAドラフト2025では全体1位指名権を獲得し、有望株のクーパー・フラッグを手に入れたマーベリックスだが、2025-2026シーズン開幕から連敗スタート。すると、再び「Fire Nico」のチャントが巻き起こる。
Loud “Fire Nico!” Chants while P.J. Washington is at the free throw line in the fourth quarter of a close game. Pic.twitter.com/9JDjjgZLPm
— Grant Afseth (@GrantAfseth) November 11, 2025
そして3勝8敗で西地区の14位と低迷する中、ファンの求めが実現するかたちとなった。
揺れるマーベリックスは13日(現地12日)、アメリカン・エアラインズ・センターでフェニックス・サンズと対戦する。「Fire Nico」の実現後初の試合には注目が集まりそうだ。
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