NBAファイナル第3戦で大活躍のTJ・マコーネル ベテランがチームを勝利に導く

Gilbert McGregor

小野春稀 Haruki Ono

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「ロールプレーヤーはホームでより良いプレイをする」という言葉がある。NBAファイナル第3戦、116-107でサンダーに勝利したペイサーズは、その恩恵にあずかった。

NBAファイナルが25年ぶりにインディアナポリスで開催され、ゲインブリッジ・フィールドハウスの観衆はベテランの控えポイントガード、TJ・マコーネルの活躍に沸いた。マコーネルは、大きな仕事をやってのけ、大きなインパクトを与えた。

マコーネルは2015年にドラフト外で指名され、2019年にペイサーズと契約するまでの4年間を76ersで過ごした。

マコーネルはペイサーズで2番目に在籍期間が長い選手であり、彼のパフォーマンスは、バスケットボールに熱狂するペイサーズファンの抱く期待に応えるものだった。

ここでは、マコーネルのファイナル第3戦での活躍と、ペイサーズのセカンドユニットのリーダーとなるまでの道のりについて詳しく紹介しよう。

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TJ・マコーネルのファイナル第3戦でのスタッツ

マコーネルはベンチからチームの火付け役となり、前半の9分間で6得点、4アシスト、3スティールをマーク。後半はさらに4得点と2スティールを記録し、ペイサーズの勝利に貢献。チームはシリーズを2勝1敗とした。

  • 10得点
  • 1リバウンド
  • 5アシスト
  • 5スティール
  • 2ターンオーバー
  • FG37.5%(3/8)
  • FT100%(4/4)

TJ・マコーネルのファイナル第3戦での活躍

マコーネルはインバウンドパスをスティールし、観客を熱狂させた。

その直後、マコーネルはドライブで切り込んでファウルをもらい、彼の父親もリアクションを見せた。

マコーネルはフェイダウェイで第2Qを締めくくり、ペイサーズがこのシリーズで初めてハーフタイムをリードして終えた。

第4Q序盤には、またもやインバウンド・スティールを披露した。

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TJ・マコーネルの家族

妹:メーガン・マコーネル

マコーネルの妹、メーガンはWNBAのフェニックス・マーキュリーのルーキーである。

兄と同様、メーガンも大学時代はデュケインでプレーし、オール・アトランティック10に3度選出された。メーガンは2023-24年と2024-25年に活躍し、オールカンファレンスのファーストチームを獲得した。

メーガンは2025年のWNBAドラフトで指名されなかったが、4月にフェニックスのトレーニングキャンプに招待された。キャンプ終了時に解雇されたものの、6月に呼び戻され、6月3日にWNBAデビューを果たした。

彼らはお互いを応援し合っており、最近ではお互いのジャージを着て試合に出場した。

Megan and T.J. McConnell

父:ティム・マコーネル

マコーネルの父ティムは、ペンシルバニア州ブリッジヴィルにあるチャーティアーズ・バレー高校で長年コーチを務めていた。

ティムは高校時代にT.J.を指導し、後にメーガンを育成した。ティムは、WPIAL史上最速で500勝を達成し、WPIAL女子バスケットボール史上最長の連勝記録(64試合)を含む662勝を積み上げた後、コーチを引退した。

原文:T.J. McConnell stats today: Pacers reserve guard electrifies crowd in Game 3 win vs. Thunder

抄訳:小野春稀(スポーティングニュース日本版)

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Gilbert McGregor

Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.

小野春稀 Haruki Ono

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。大学生。元はスポーティングニュースのNBAニュースを毎日楽しみにしていた読者であったが、今では縁あってライターとして活動している。小学生の時にカイリー・アービングのドリブルに魅了されNBAの虜に。その影響で中高6年間はバスケに熱中した。主にNBAの記事を執筆している。