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朝倉海UFC第2戦の相手「ティム・エリオット」とは?|8.17 UFC 319

井熊知也 Tomoya Ikuma

朝倉海UFC第2戦の相手「ティム・エリオット」とは?|8.17 UFC 319 image

Zuffa LLC./Getty Images

日本時間8月17日(日)、朝倉海がUFC2戦目でフライ級11位のティム・エリオットに挑む。本記事では、その対戦相手ティム・エリオットについて深掘りしていく。

なお、この大会はU-NEXTでライブ配信される。


朝倉海UFC第2戦の相手「ティム・エリオット」とは?

朝倉海のUFC第2戦の相手に決まったのは、MMA34戦のキャリアを持ち、UFCフライ級ランキング11位に位置するティム・エリオットだ。レスリングをバックボーンに持つ変則的なグラップラーであり、タフネスと経験値を武器にするベテランファイターである。

エリオットは2009年にプロデビュー。2016年には「The Ultimate Fighter(TUF)」シーズン24で決勝に進出し、扇久保博正を判定で下して優勝。その結果、UFCに再契約され復帰戦では当時の王者でありONE殿堂入りを果たしたデメトリアス・ジョンソンとのタイトルマッチに挑んだ。

その試合では、得意のレスリングを武器にデメトリアス・ジョンソンから何度もテイクダウンを奪い、5分5Rをフルで戦い抜いたが、惜しくも判定で敗れた。

その後もUFCでコンスタントに試合を重ね、現在までにUFCだけで10戦以上を経験。キャリア34戦の中でKO負けはたったの1度と、その耐久力は折り紙付きだ。前戦ではス・ムダルジに、肩固めで一本勝ちを収めており、健在ぶりを示している。

そして今回、朝倉との一戦はエリオットにとって約1年9ヶ月ぶりの復帰戦。怪我による長期離脱明けとはいえ、その豊富な経験と実力は侮れない。

ここまででティム・エリオットの実力や戦歴を振り返ってきたが、一方で彼の人柄にも注目したい。

なんと朝倉海との試合を控えたエリオットは、「ナイスガイ!」という言葉を添えて、笑顔で朝倉とのツーショット写真を撮影し、自らSNSに投稿。試合直前とは思えないほどのフレンドリーさと陽気な一面を見せている。

その姿からは、激しい戦いを前にしてもどこか余裕を感じさせる、エリオットの人間的な魅力がにじみ出た。

しかし、計量後のフェイスオフの場面では一転。笑顔は消え、鋭い眼光を相手に向け、一気に戦闘モードに切り替わっている。

果たして、ふたりはどのような戦いを繰り広げてくれるのだろうか。

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※上記の試合開催・放送予定は、主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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井熊知也 Tomoya Ikuma

スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。