本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

松井秀喜以来の日本人スラッガー獲得へ、ヤンキースが村上宗隆の獲得へ動くと米報道

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

松井秀喜以来の日本人スラッガー獲得へ、ヤンキースが村上宗隆の獲得へ動くと米報道 image

ニューヨーク・ヤンキースは、大物フリーエージェントが登場するたびに話題に上るチームだ。

最新のニュースでも、ヤンキースは松井秀喜を彷彿とさせる日本人パワーヒッターの獲得を噂されている。

▶MLBグッズをAmazonでチェック!

村上宗隆は日本プロ野球(NPB)の2025年シーズン終了後にフリーエージェントとなる可能性が高まっている。もしそうなれば、ヤンキースが彼を獲得するために動くことは確実だ。

村上はNPBの日本人選手によるシーズン最多本塁打記録(2022年に56本)保持者である。過去8シーズンで242本塁打を放ち、キャリア通算の長打率は.544を誇る。

「ムラカミはMLBでも30本塁打を打てるパワーを持ち、打率.240から.260は残せるバッターだ」と、スポーツニュースサイト『The Athletic』のジム・ボウデン氏は伝えている

「三塁手の守備としては平均以下だが一塁手としては十分。今季はキャリアで初めて左翼手としてもプレーした」

ボウデン氏はヤンキース以外にも、レッドソックス、タイガース、マリナーズ、レンジャーズ、パドレスが興味を示すだろうと挙げている。

ボウデン氏がリストアップする2025-26年フリーエージェント・ランキングでは、村上はカイル・タッカー(カブス)、アレックス・ブレグマン(レッドソックス)、ピート・アロンソ(メッツ)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)、ボー・ビシェット(ブルージェイズ)、コディ・ベリンジャー(ヤンキース)に続く7位に挙げられている。

ただ、他の選手に比べると村上の獲得にはリスクも伴う。なぜなら、リーグ間をまたぐ移籍では常に適応能力の問題がついて回るためだ。

しかし、潤沢な予算で補強を進めていくメッツを牽制する意味でも、ヤンキースはこのオフ、大型補強に踏み切ることが必要とされる可能性がある。村上はその有力な候補となるかもしれない。

▶土曜の朝はApple TV+でMLB中継! まずは7日間無料トライアル

原文:Yankees predicted to sign 56-HR Japanese superstar as next Hideki Matsui
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


MLB関連記事

Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。