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今週末アーロン・ジャッジが2年前に故障を負ったドジャー・スタジアムのライトの守備へ

石山修二 Shuji Ishiyama

Aaliyan Mohammed

今週末アーロン・ジャッジが2年前に故障を負ったドジャー・スタジアムのライトの守備へ image

ニューヨーク・ヤンキースは今週末、ロサンゼルス・ドジャースとの3連戦を行うためにドジャー・スタジアムに乗り込む。

2023年、そのドジャー・スタジアムのライトでプレーしていた際にアーロン・ジャッジはフェンスに衝突し、足の親指の靭帯を断裂した。

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このドジャー・スタジアムでの怪我でジャッジは42試合を欠場した。2024年のジャッジは主にセンターでプレーしていたので、昨年ヤンキースがドジャー・スタジアムで試合した時に同じことが起こる心配はなかった。しかし、今シーズンはジャッジが再びライトに戻ったため、あの時のことを思い出す人も少なくないだろう。

ポッドキャスト番組「Talkin' Yanks」に出演したアーロン・ブーン監督は、2023年の再発を懸念してジャッジをライトから外すことはないと認めた。

「いや、彼はライトを守るよ」

ブーン監督はキッパリと答えた。

ジャッジは今年、打撃面で驚異的なシーズンを送っているが、目立ちはしないもののライトの守備でも非常に良いプレーを見せている。昨シーズンはフアン・ソトをライトに起用していたため、ジャッジはセンターを守っていた。だがライトへと戻った今年、『Baseball Savant』のデータによるとスタッツ的にも平均を上回る守備をパフォーマンスを発揮している。

ジャッジとヤンキースがドジャー・スタジアムを訪れるのは昨年のワールドシリーズとなる。ドジャースのビッグ3である大谷翔平、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツは好調を維持し、先発投手陣は故障者続出で深刻な状況だ。

一方、ヤンキースは昨シーズンとは別のチームに生まれ変わろうとしている。ポール・ゴールドシュミット、ベン・ライス、コディ・ベリンジャーがヤンキース打線に新たな活力をもたらし、マックス・フリードもヤンキースで好投を続けている。

ジャッジがどこのポジションに入るにせよ、ワールドシリーズを目指し、共に地区首位に立つ両チームの顔合わせ、楽しみなシリーズとなる。

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原文:Yankees make Aaron Judge position change decision as team visits Dodger Stadium
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Aaliyan Mohammed

Aaliyan Mohammed is a sports journalist who graduated from Mississippi State University. He covered MLB prospects for MLB.com. He has also spent time covering the Green Bay Packers as well as college sports in the SEC. His work features interviews with Gilbert Brown, Andre Rison, Mike Leach and multiple MLB executives.