ニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザムJr.の故障からの復帰が近づいている。
そして戻ってきた時には、故障前とは異なるポジションでプレイすることになりそうだ。
チザムは今季開幕時にはセカンドでプレイしていた。だがチザムが腹斜筋の怪我で離脱している間、D.J. ラメイヒューがそのポジションで堅実なプレーを見せてきた。
一方、ヤンキースは今もサードに穴を抱えており、復帰してくるチザムはそのポジションに収まる可能性が出てきた。
「(アーロン・ブーン監督は)自分に選択肢をくれたが、本当のところサードでプレーしてほしいと言ってきた」
チザムは現地29日(木)にリハビリのため2Aサマセット・ペイトリオッツの試合に出場後、メディアに語った。
「自分はチームの一員だ。リングを獲得するためにここにいるからね」
チザムはこれまで、セカンドで196試合、センターで192試合、ショートで46試合と、MLBでのキャリアの大半をセンターラインでプレイしてきた。
ただ昨シーズンについては、マーリンズからヤンキースに移籍後の45試合全てにサードで出場している。その時の守備防御点(Defensive Runs Saved)は-2と平均以下だった。
それでも、打線のことを考えればヤンキースとしてはチザムとラメイヒューの両者を起用するのがベストであり、そのために今はチザムのサードでのプレイが求められることになりそうだ。
原文:Yankees' Jazz Chisholm makes third base announcement after injury
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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