新型コロナウィルスの影響で短縮された2020年シーズン、誰がアメリカン・リーグのホームラン王に輝いたか覚えているだろうか。
正解は当時、ニューヨーク・ヤンキースでプレーしていたルーク・ボイト。彼は今、日本プロ野球へ旅立とうとしている。
ボイトは2020年シーズンを通じて活躍を見せ、56試合で22本のホームランを放ち、本塁打王に輝いた。
ボイトのメジャーリーグデビューは2017年のカージナルスだったが、2018年にヤンキースへ移籍。2021年までヤンキースでプレーした後、パドレス、ナショナルズ、ブルワーズでもプレーした。
過去2シーズンはメキシコでプレーしており、昨年は打率.270、23本塁打をマークした。今年も既に11本塁打を放ち、OPS1.050を記録している。
この実績を手にボイトは今回、日本プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスとの契約を手にすると報じられている。
キャリアの終盤に差し掛かった経験豊富なアメリカ人プレイヤーが日本へ向かうのは珍しいことではない。
ボイトに関してはメジャーで生き残れなかったのは意外だった。
ただ、打率を維持することを諦めてしまったような彼は、守備面でもプラスになる選手ではなかったので仕方なかったかもしれない。それでも、ボールを粉砕するように打ち放つ筋肉質な彼の姿は見ているだけで楽しかった。
その姿を太平洋の向こう側、日本でも披露することができるだろうか。
原文:Yankees' former home run leader leaves MLB to sign with new baseball team
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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