ニューヨーク・ヤンキースは、11月18日にポスティングされた埼玉西武ライオンズのエース・今井達也 をそこまで深追いしないようだ。
スポーツニュースサイト『The Athletic』のブレンダン・クーティ氏 によれば、今井の要求額が高額になった場合、ヤンキースは1億5000万ドルから2億ドル(1ドル156円換算で約234億円〜312億円)もの高額を必要としない他の選択肢をフリーエージェント市場で探す可能性があるという。
今井以外でこのオフに他に獲得可能なベテラン投手としてはジャスティン・バーランダー、クリス・バシット、タイラー・マーリー、ルーカス・ジオリトらが挙げられる。今井に対しては資金力のあるチームはロサンゼルス・ドジャースを除いてほぼ全てが獲得に動くと見られている。
「リーグ関係者によれば、ヤンキースは投手陣の補強を模索する中で真剣に今井獲得を狙うと見られている。27歳の彼はどのチームに行っても先発ローテーションをグレードアップさせる選手だが、来季のスプリングトレーニングに向けて多くの課題を抱えるヤンキースの投手陣には特にプラスとなる。ただし、彼の交渉額が跳ね上がった場合には、より安価な選択肢に切り替える可能性もある」とクーティ氏は報じている。
クーティ氏は、ヤンキースは2026年に向けて十分な先発投手陣を擁していると報じる。ただ、その中には開幕時には万全ではないと想定される投手が何人かいる。
「ヤンキースが現在直面している状況は独特だ。ロドン(肘の手術)は4月下旬か5月上旬、コール(トミー・ジョン手術)は5月か6月、シュミット(トミー・ジョン手術)は8月頃の復帰が期待されている。もし彼らが予定通りに復帰できれば、マックス・フリード、ルイス・ギル、ウィル・ウォーレン、キャム・シュリットラーといった投手陣に彼らが加わることになる」
今井に対して投資しないという判断は、ヤンキースがすでに十分な投手陣を擁しているとブライアン・キャッシュマンCMの確信を示唆している。実際、その通りかもしれない。しかし、多くの負傷者が出ている現状ではその真偽は確かめようはない。
最後の優勝から遠ざかるにつれて年々不満が高まるなか、他のチームは着々と大型補強を進めていく。そんな中、ヤンキースが今井獲得へどう動くかは大きな賭けと言える。
原文:Yankees GM Brian Cashman is not very serious about landing $150 million international superstar
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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