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ヤンキースのアーロン・ブーン監督がスタントン復帰後にはベン・ライスのキャッチャー起用を示唆

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ヤンキースのアーロン・ブーン監督がスタントン復帰後にはベン・ライスのキャッチャー起用を示唆 image

ベン・ライスは、マイナーリーグ時代にはキャッチャーとして頭角を現した。

しかし今季ここまで、ニューヨーク・ヤンキースはライスにキャッチャーとしてプレイさせる必要がなかった。

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だが、その状況はすぐに変わりそうだ。

ジャンカルロ・スタントンの怪我からの復帰が近づいてくるにつれ、ヤンキースのラインナップは流動的になっている。ライスはここまで指名打者を務めてきたが、スタントンが復帰すれば、指名打者のポジションはスタントンのものとなるだろう。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、スタントンが復帰してきたらライスにはキャッチャーを任せる予定だと記者団に語った。

地元紙『ニューヨーク・ポスト』のグレッグ・ジョイス氏はこのニュースをX(旧Twitter)で次のように報じている。

「ブーン監督によると、ジャンカルロ・スタントンが復帰したらベン・ライスはキャッチャーで出場する可能性があるとのこと。ライスはメジャーリーグでは(キャッチャーとして)大差の試合の終盤でしか出場していないが、ブーン監督はそれらの試合での働き、日々の試合前の準備を称賛している」

ライスは今のヤンキースのラインアップにとって欠かせない存在だ。今シーズン12ホーマー、26打点、OPS .810 を記録しているライスがキャッチャーに入れば、好調なスタートを切ったものの調子を落としているオースティン・ウェルズの打力を補う存在となるだろう。

両肘の怪我に悩まされているスタントンが再び本来の力に取り戻せるかどうかはまだ不透明だ。しかし、彼の復帰でヤンキースの戦力は向上する可能性がある。ライスがキャッチャーのポジションに入り、かつ今の好調な打撃を維持できれば、さらにプラス要素が増すことは間違いない。

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原文:Yankees make Ben Rice catcher announcement with Giancarlo Stanton injury return looming
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。