アーロン・ジャッジは今季、MLB史上でも稀に見る最も素晴らしいスタートを切っている。
ヤンキースのスラッガーは現地30日(金)夜にロサンゼルスで行われた試合でホームランと二塁打を放ち、好調を維持した。
今季19本目となるホームランを含むこの試合の6つの塁打を加え、ジャッジの今季ここまでの走塁打数は159となった。
ヤンキースのスタッツや記録を投稿しているX(旧Twitter)のアカウント『NYY Stats』によると、6月に入る時点でこれほど多くの塁打数を記録した選手はメジャー史上1人もいないという。
今季ジャッジはここまで打率.392をマーク、出塁率.486、OPSは 1.236に上っている。
AARON JUDGE HOMERS IN THE FIRSTpic.twitter.com/0P0cdLpqJ4
— Underdog MLB (@UnderdogMLB) May 31, 2025
(アーロン・ジャッジが初回にホームラン)
ジャッジは、これまで誰1人として迫ることのできなかったベーブ・ルースが1921年に樹立したシーズン総塁打記録、457塁打を破るペースで打ち続けている。
ヤンキースは金曜夜の試合、大谷翔平が2本のホームランを放ったドジャースの前に苦汁をなめた。
しかし、99番がニューヨークのユニフォームを着ている限り、ヤンキースには常に特別なことを成し遂げるチャンスがある。
ジャッジはここまでほぼ毎晩特別なプレーを披露している。
金曜の試合でもバッターボックスでの活躍以外に、ドジャー・スタジアムの右中間で素晴らしいダイビングキャッチを決めてみせた。
今シーズンのジャッジの活躍がどれほど素晴らしいものなのか、いま一度しっかりと認識すべきだろう。
原文:Yankees' Aaron Judge sets MLB power record before June
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
MLB関連記事
- 大谷翔平が74年前のブルックリン時代のチーム記録を破る新記録を達成
- 今週末アーロン・ジャッジが2年前に故障を負ったドジャー・スタジアムのライトの守備へ
- メジャーリーグで注目の新球種『キックチェンジ』とは? ジャイアンツのヘイデン・バードソングが武器として躍進
- 山本由伸、佐々木朗希、今永昇太ら日本人投手の次回登板予想
- Apple TV+で毎週MLB中継 大谷翔平の試合配信も予定される『フライデーナイトベースボール』とは?