アーロン・ジャッジがまたやってのけた。
ニューヨーク・ヤンキースのチーム記録がまたジャッジによって塗り替えられた。
しかもジャッジは1シーズンにわたっての記録を7月初旬に更新してしまった。これは相当な快挙と言っていいだろう。
ジャッジは現地9日(水)の夜、故意四球を受けたことで今季の故意四球数が24個に到達した。
『MLBネットワーク』のサラ・ラングス氏によれば、ジャッジ以前では1957年、ミッキー・マントルが受けた故意四球23個がヤンキースのチーム記録だった。
一つ注意したいのは、1955年以前は故意四球が記録されていなかった。そのため、ベーブ・ルースやルー・ゲーリッグ、ジョー・ディマジオといった選手たちが全盛期にいくつの故意四球を受けていたかは不明となっている。
それでもジャッジの凄さは変わらない。
ジャッジはこれまでにもシーズン62本や58本のホームランを打っており、そうしたシーズンにこの記録を樹立することもできたようにも思われる。だが、スイングの弱点を修正し、キャリアベストの打率をマークしている今季のジャッジを対戦相手は今までになく恐れている。
対戦相手の監督からすれば、ホームランを打たれるくらいなら四球で出塁させる方が
ましだと考えるのも仕方ないだろう。
ジャッジのこの記録は後半戦、さらに伸びていくに違いない。
原文:Yankees' Aaron Judge breaks Mickey Mantle's franchise record for a season, and it's still July
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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