メリル・ケリーがアリゾナを離れた時間は短いものだった。
アリゾナ・ダイヤモンドバックスは昨夏のMLBのトレードデッドラインにケリーをテキサス・レンジャーズへトレードした。
現地14日(日)、ケリーは改めてダイヤモンドバックスと契約した。
『The Athletic』のケン・ローゼンタール氏 によれば、契約は2年4000万ドル(1ドル155円換算で約62億円)だという。
かなりの金額に聞こえるが、ダイヤモンドバックスはチーム力強化に向けて待つつもりはなかったようだ。
ダイヤモンドバックスはケリーの復帰を望んでいた。
2025年にレンジャーズへトレードされるまで、ケリーはアリゾナでキャリアの全てを過ごしていた。ダイヤモンドバックスでの7シーズンでのケリーの通算防御率は3.74である。
そして2025年シーズン、トレードされるまでの22試合の先発では防御率3.22を記録していた。
レンジャーズ移籍後は防御率4.23と苦戦したが、わずか10試合の先発と考えれば、ごくわずかなサンプルに過ぎない。
一方でケリーがこの10月に37歳となったことを考えると、今回の契約がうまくいく保証もない。
だがダイヤモンドバックスはケリー放出による穴を埋める必要があると判断し、巡ってきたチャンスを活かしてその穴をケリー自身で埋めることに決めたのだ。
原文:Why Diamondbacks signed Merrill Kelly to $40 million contract after trade
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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