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タイガースのタリク・スクーバルがWBC米国代表入りを表明し、スキーンズと共に強力な先発コンビを形成

石山修二 Shuji Ishiyama

Matt Sullivan

タイガースのタリク・スクーバルがWBC米国代表入りを表明し、スキーンズと共に強力な先発コンビを形成 image

デトロイト・タイガースには、メジャーリーグ(MLB)屈指の好投手タリク・スクーバルがいる。このオフの間中、スクーバルの周りには常にトレードの噂が絶えず、今も収まる気配はない。

ここまでトレードは実現しなかったが、スクーバルはX(旧Twitter)上で 2026年にプレーする予定のチームを発表した。ただしメジャーリーグではない。

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スクバルが共有したのはシンプルな星条旗の絵文字だった。これは彼がワールドベースボールクラシック(WBC)のアメリカ代表に合流することを示す発表だった。これでスクーバルはポール・スキーンズと共に先発ローテーションの軸を担い、圧倒的な先発コンビを形成することになる。

スクーバルのシンプルな発表は、ワールドベースボールクラシックにおけるアメリカ代表の優勝可能性を考える上で非常に大きな決断だ。スキーンズ、ジョー・ライアン、ノーラン・マクリーンによる先発ローテーションは強力だったが、ここにスクーバルが加わったことで、アメリカ代表の先発陣は大会最強となった。

サウスポーのスクーバルは、2024年と2025年にわたりタイガースでサイ・ヤング賞を連続受賞したばかりだ。2025年シーズン、195.1イニングを投げ、防御率2.21、完封1、241奪三振、WHIP0.891を記録した。

その前年にはスクーバルは31試合に先発登板し、192イニングを投げ、防御率2.39、18勝、228奪三振、WHIP0.922をマークしている。

スクーバルがWBCのアメリカ代表に合流したことで、アメリカ代表は大会全体でも屈指の先発ローテーションを手に入れたことになる。

先発ローテーションはスクバル、スキーンズ、ライアン、マクリーン、クレイ・ホームズ、マシュー・ボイドで形成される。そして救援陣にはメイソン・ミラー、グリフィン・ジャックス、ギャレット・ウィットロック、ギャレット・クレビンジャーが名を連ね、強力な投手陣を形成する。

これまでWBCを観戦する理由がなかったとしても、アメリカ代表の先発陣を率いるスクーバルとスキーンズの1-2パンチは、これまで以上に観戦する価値があると言えるだろう。

原文:Tigers' Tarik Skubal makes massive Team USA WBC announcement
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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