ロサンゼルス・ドジャースは2年連続ワールドシリーズ(WS)制覇を目指し、日本時間10月1日(現地時間9月30日)からポストシーズンを戦っている。シンシナティ・レッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)を2勝0敗、フィラデルフィア・フィリーズとのナショナルリーグディビジョンシリーズ(NLDS)を3勝1敗で突破すると、ミルウォーキー・ブルワーズとのナショナルリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)も同15日終了時点では2勝0敗とリードしている。
ここまでの戦いの中ではチームを牽引するような活躍を見せる選手がいる一方で、思うような結果を残せずに苦しんでいる選手もいる。その代表格といえるのが大谷翔平だ。投手では5日のNLDS第1戦で勝利投手(6回3失点)になっているが、野手としてはここまで8試合に出場し打率.147、2本塁打、6打点と苦戦。15日のNLCS第2戦では7回に4試合ぶりのヒットとなるタイムリーを放っており、この一打を復調のきっかけにできるかが注目されている。
大谷は今季レギュラーシーズンでは158試合で打率.282、55本塁打、102打点と堂々の数字を残していただけに、ドジャースファンの間では打撃の状態を心配する声が高まりつつある。一方、米メディア『トータルプロスポーツ』は、SNS上では不振をからかうような投稿も散見されると報じている。
同メディアによると、米メディア『ジョムボーイメディア』の野球専門ポッドキャスト『トーキンベースボール』公式Xアカウントが、大谷がNLCS第2戦・8回表2死満塁の打席で空振り三振を喫した場面について「満塁の場面で大谷が三球三振を喫する」と動画付きで投稿。すると、この投稿に対して一部ファンから「彼は本当に史上最大のポストシーズンの詐欺師だ」、「左投手に対しては全く違う選手になる、悲しいね」、「信じられない話だが、今や彼は簡単にアウトにできる相手だ」といったリプライが寄せられたという。
不振が長引いていることで一部ファンからナメられている格好の大谷だが、次戦以降結果を残して黙らせることはできるだろうか。
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