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大谷翔平の46号ホーマーがドジャース史上最速打球を記録

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

大谷翔平の46号ホーマーがドジャース史上最速打球を記録 image

大谷翔平には驚かされっぱなしだ。

ロサンゼルス・ドジャースの『二刀流』スーパースターのプレイには常に、これまでの野球を少しずつ変えていく可能性が秘められている。

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現地2日(火)のピッツバーグ戦、3回に打席に立った大谷の一打もまさにそうだった。

彼はバッバ・チャンドラーの投球を捉えると、右中間深くへ打ち込んだ。その打球速度は120マイル(約193.1キロ)を計測した。

これは2015年に『Statcast』による計測が始まって以来、ドジャースの選手が放った打球の中でもっと速い打球だと『MLBネットワーク』のサラ・ラングス氏は報じた

『Statcast』導入以前のことは分からないが、これ以上の打球があったとは想像しにくい。

(大谷翔平のホームランは打球速度120マイル😳)

この本塁打で大谷の今季の本塁打数は46本となった。46本以上を記録したシーズンは2021年の46本、2024年の54本に次いで自身3度目となる。

シーズン終了までまだ1ヶ月近く残っていることを考えれば、大谷が昨シーズンの54本に迫る可能性はある。これだけ強烈な打球を打ち続けられればなおさらだ。

また、この本塁打で大谷の打点は86となった。この打席の時点で大谷の打率は.277、出塁率は.386、長打率は.606、OPSは.992と上昇した。

この夜のドジャース戦は、ピッツバーグのファンにとって無意味な一戦に思われたかもしれない。だが球場へ行くのは、勝利というサプライズを味わうためだけではない。大谷のような世代を超えた才能を目にするためでもある。

そしてこの夜の大谷の一打はピッツバーグの観客に畏敬の念と驚嘆すべき理由を与えた。

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原文:Shohei Ohtani just hit the hardest home run in Dodgers history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。