ピッツバーグ・パイレーツとしては珍しいことが起こった。
良くも悪くも、パイレーツはフリーエージェントに多額の投資をしないチームだった。
だが現地23日(火)、少なくとも今のところは状況が変わったようだ。パイレーツは打線に長打力をプラスすべくライアン・オハーンと契約合意に達したと報じられた。
このオハーンの契約はパイレーツとしては少し珍しいものだった。複数年契約だったのだ。
オハーンは2年総額2900万ドル(1ドル156円換算で約45億2400万円)で合意したとみられている。
Pirates, 1B Ryan O'Hearn reportedly agree to 2-year deal, per multiple reports including MLB's @Feinsand. Pic.twitter.com/7sBus7ixQK
— MLB (@MLB) December 23, 2025
パイレーツは2016年以来、フリーエージェントの選手とは複数年契約を結んでこなかった。
2016年12月22日、イバン・ノバと2年契約を結んだ時以来のことだ。
それ以降、パイレーツが獲得してきたフリーエージェントとの契約は全て1年契約だった。
信じがたい事実だ。
そう考えると、今回のオハーン獲得は真の投資の証と言える。大物選手とはいえないかもしれないが、オハーンのバットには確かなパワーがある。
しかも、今回は1年だけの腰掛けではない。
カンザスシティ、ボルチモア、サンディエゴで見せたバッティングをピッツバーグでも披露できれば、オハーンは間違いなくファンの人気者になるだろう。
原文:Ryan O'Hearn's contract with Pirates is history not made since 2016 for Pittsburgh free agency
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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