シンシナティ・レッズはフリーエージェント市場で確かな打力を補強する必要がある。
カイル・シュワーバーを獲得できなかったのは残念だが、まだ選択肢は十分にある。
その中には、知名度という点ではすでにMLBでプレーしている選手たちより劣る選手もいる。
その1人が岡本和真で、29歳の内野手は日本プロ野球(NPB)の読売ジャイアンツからメジャー移籍を目指している。『The Athletic』のジム・ボーデン氏 は、彼にとって最適な移籍先としてレッズを挙げている。
「レッズにはスペンサー・ステアやクリスチャン・エンカーナシオン=ストランドを筆頭に一塁手の選択肢が多い」とボウデン氏は書いている。
「しかしステアは左翼も守れるし、エンカーナシオン=ストランドはDHタイプだ。岡本を獲得すれば打線を大きくアップグレードさせることができる。その選球眼と長打力はグレート・アメリカン『スモール』パークでも通用するだろう」
ボーデン氏は岡本に最も合うチームとしてレッズ以外にもセントルイス・カーディナルスとピッツバーグ・パイレーツを挙げており、どうやらナショナルリーグ中地区の獲得競争になるようだ。
岡本は2022年に56本塁打を放ったことで知られる村上宗隆に比べるとそこまで注目度は高くない。岡本は「最終的にしっかりと結果を出す」タイプだ。
レッズ打線にあらゆるタイプの打者を必要としている。優秀な投手陣を擁している一方で、もう少し得点力が必要とされている。
岡本獲得は手頃なコストで得点力を補強することができる選択肢だ。2026年に再びプレーオフ進出を目指す上で理想的な補強となりうるだろう。
原文:Reds in running for 29-year old Japanese free agent star
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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