タンパベイ・レイズはファンに愛される人気選手に新たな道を選ばせることにした。
レイズは現地12日（水）にボブ・シーモアの契約解除を発表した。シーモアはアジアでのプレイ機会を模索するとしている。
このニュースが発表されると、SNSのリプライには即座にファンからの悲しみの声が寄せられた。
I liked Bob😭 pic.twitter.com/WfUYaKy6f4
— Tampa Cowboy🤠 (@TheTampaCowboy) November 12, 2025
（ボブに思いを寄せる😭）
シーモアは今シーズン、8月15日にメジャーデビューを果たした。
ボブという名前が、ファンに親しみやすい印象を与えたのだろう。
身長6フィート3インチ（約191cm）、体重250ポンド（約113kg）の一塁手はごく普通の男である。特に活躍をしたというわけではなかった。メジャーでは78打数で打率.205、本塁打はわずか1本だった。
現在27歳、ウェイクフォレスト大出身のドラフト13巡目選手は、この時点で長きキャリアを築く最善策は海外でプレイすることだと考えたに違いない。
今季AAAのダーラムでは105試合に出場して打率.263、87打点、21本の二塁打、3本の三塁打、30本の本塁打、OPS.881を記録した。日本、韓国、台湾、どこへ行くのかは不明だが、その驚異的な長打力はアジアのどのリーグと契約しても成功を収める可能性が高い。
年齢的にもメジャー復帰の可能性は残しているが、少なくとも現時点ではシーモアは海外に活路を見出そうとしている。
原文：Rays cut ties with 27-year old fan favorite to sign contract in Asia
翻訳・編集：石山修二（スポーティングニュース日本版編集部）
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