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パイレーツのポール・スキーンズがアメリカ代表としてWBC出場を表明

石山修二 Shuji Ishiyama

Matthew Wadleigh

パイレーツのポール・スキーンズがアメリカ代表としてWBC出場を表明 image

ピッツバーグ・パイレーツは、シーズン序盤の失望的なスタートを受けて、早々に監督デレク・シェルトンを解任した。それでも、パイレーツには昨年ルーキーながら一躍注目を浴びた剛速球投手ポール・スキーンズがいる。

ルイジアナ州立大タイガースでスーパースターとなり、昨年はオールスターゲームに先発し、新人王を受賞したパイレーツの新星には、こんなチーム状況であっても多くの期待が寄せられている。

そのスキーンズがスキーンズが2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にアメリカ代表として出場することが現地13日(火)、明らかになった。2026年のアメリカ代表チームの監督を務める元MLB選手マーク・デローサ氏が電話でこの件について話すと、スキーンズは二つ返事で「やるよ」と答えたと明かした。

「チャンスが来たら、絶対に断らない」とスキーンズは付け加えた。

スキーンズの出場はチームUSAにとって大きなプラスとなる。前回のWBCではブレイク・スネル(LAドジャース)をはじめとするトップクラスのピッチャーたちが不参加を表明したこともあり、今回のスキーンズの出場は大きな意味合いを持つ。

スキーンズはメジャーリーグでプレーする以前、チームUSAで3度プレーした経験があり、USAのロゴを胸に刻むのは今回が初めてではない。ただし、今回のチームはこれまでとは大きく異なるものになるだろう。

すでにニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジがキャプテンを務めることが決定しているほか、デローサ氏は「ドリームチーム」の編成に尽力していると語っている。

2026年のWBCは2026年3月5日(木)から17日(火)まで、東京、ヒューストン、マイアミ、プエルトリコのサンフアンで開催される。

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原文:Pirates' Paul Skenes makes exciting announcement
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Matthew Wadleigh

Matthew Wadleigh is a freelance writer with The Sporting News. He was born and raised in Southern California and grew up a San Diego sports fan (yes, it’s tough, except for Aztecs hoops). Matthew went to Fresno State as a journalism major and got to see Davante Adams, Derek Carr, Paul George and Aaron Judge in person. Matthew has written for publications including ClutchPoints, Sportscasting, Fansided, Trojans Wire, UCLA Wire and Buffaloes Wire.