ピッツバーグ・パイレーツはこの1週間にある歴史を作った。
ライアン・オハーンと2年契約を結んだことで、チームは2016年以来初めてフリーエージェント選手と複数年契約を結んだ。
チームには今、その記録をさらに塗り替えるチャンスがある。
打線強化のため、パイレーツにはまだスラッガーが必要だ。現在その候補として名前が挙がっているのが日本からメジャー移籍を目指す岡本和真だ。
『MLB.com』のアンドリュー・サイモン氏 は、岡本がパイレーツに「完璧にフィットする」選手だと評している。
「パイレーツはこの1週間、攻撃面の弱点を補強するために動いてきた。ブランドン・ロウのトレードを成立させ、フリーエージェントのライアン・オハーンとの契約に合意した」とサイモン氏は書いている。
「ピッツバーグが大規模な補強に意欲を示すのであれば、ここで手を止める理由はない。パイレーツの失点数はリーグ5番目に少なかったが、得点もメジャー最少にとどまった。ポール・スキーンズを軸とする投手陣に10月(ポストシーズン)復帰の最大のチャンスを与るのであれば、岡本を獲得するのは理に適った選択だ。29歳の彼はNPB(日本プロ野球)で安定した打撃力を発揮し、2023年には41本塁打を記録している。岡本が三塁を守り、打線を強化できれば、ジャレッド・トリオロはユーティリティプレーヤーとして使い続けられる。また、オハーンとスペンサー・ホーウィッツという左打者の1塁手/指名打者コンビに対して、右打者を加えることで保険にもなるだろう」
パイレーツはオフに突入した時点から動きを見せることをほのめかしていた。
そして実際にロウとオハーンという二人の新たな左打者を獲得した。
岡本を獲得すれば、力のある右打者を加えることができる。
もしパイレーツがさらなる前進を目指すなら、岡本は賭けてみるだけの価値がある素晴らしい補強となるだろう。
原文:Pirates get free agent news on Kazuma Okamoto
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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