フィラデルフィア・フィリーズはこのオフ、日本プロ野球で3度のオールスター選出経験を持つ選手に賭けた。
しかし6ヶ月後、その挑戦は実を結ばずに終わった。
青柳晃洋はマイナーリーグで苦戦を強いられ、メジャーに昇格できずにいた。そして現地23日(水)、フィリーズは青柳を自由契約にした。
青柳は今季、マイナーリーグのAAとAAAで23試合に登板し、通算の防御率は7.22だった。
青柳がMLBで成功すると考える可能性はあった。
先発投手としてはユニークなサブマリン投法を持っており、バッターにとって慣れるのは難しいと考えられた。
また、日本プロ野球で3度のオールスター選出経験があり、勝利数で2021、2022年には2年連続最多勝利をマーク、2022年は投手三冠を達成した実績もあった。
31歳の青柳はMLBで自らの力を証明するチャンスを掴んで渡米したが、思うような結果を出すことはできなかった。
すでにヤクルトが獲得調査に乗り出しているという報道もあり、青柳が日本に戻る可能性は高そうだ。
原文:Phillies cut ties with Japanese All-Star pitcher just 6 months after signing
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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