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「あの感覚は他に代えがたい」シュワーバーと並ぶフィリーズの主砲がWBCへの参加を表明

石山修二 Shuji Ishiyama

Matt Sullivan

「あの感覚は他に代えがたい」シュワーバーと並ぶフィリーズの主砲がWBCへの参加を表明 image

前回のワールドベースボールクラシック(WBC)では、フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワーバーとトレイ・ターナーがアメリカ代表を決勝へと導く重要な役割を果たした。

ターナーは今回の代表チームに参加していないが、シュワーバーはすでに参加を表明している。そして今回、フィリーズから別の選手がシュワーバーとともに2026年のアメリカ代表に加わることになった。

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ブライス・ハーパーは自身のInstagram で2026年のWBCでの米国代表に加わることを発表した。これにより、素晴らしいロスターの中で空席となっていた一塁手のポジションにフィリーズの一塁手が入ることとなった。

「15歳の時に初めて胸に国旗を掲げた」とハーパーは投稿した。

「あの感覚は他に代えがたい。今年WBCでアメリカ代表として戦うことを発表できて興奮している。アメリカ万歳! #栄光のために」

ハーパーの代表参加は、相次ぐスター選手参加の発表で膨らむ期待にさらに拍車をかける。フィリーズから出場を果たすハーパーとシュワーバーの2人はアメリカ代表の主力となるだろう。

全体的にみても、アメリカ代表のラインアップとローテーションはこれまでにも増して優れた選手が揃っている。カル・ラリー(ローリー)とウィル・スミスがキャッチャーを務め、ハーパー、ブライス・トゥラング、ガナー・ヘンダーソン、ボビー・ウィットJr,が内野を構成する。

そしてシュワーバーがDHに入り、外野にはアーロン・ジャッジ、コービン・キャロル、ピート・クロウ=アームストロングが顔を揃える。素晴らしい布陣で、今度のWBCには大きな期待が持てそうだ。

投手陣に目を向ければ、ポール・スキーンズ、タリク・スクーバル、ローガン・ウェッブ、ジョー・ライアン、メイソン・ミラーらを名を連ね、こちらも大いに期待できる陣容が揃った。

ハーパー加入はそのアメリカ代表の先発メンバーをさらに充実させる。アメリカ代表でも一塁手として先発する見込みだが、打順に関してはフィリーズとは異なり、豪華なラインアップの中で下位打線に回ることになるかもしれない。

既に史上最強クラスと見られていたロスターにハーパーが加わったことで、チームはさらに厚みが増した。アメリカ代表は今回のWBC制覇に向けて必要な要素を全て備えた陣容となった。アメリカ代表の活躍がますます楽しみになる。

原文:Phillies' Bryce Harper makes huge World Baseball Classic announcement
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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