サンディエゴ・パドレスは今オフ、先発投手を切実に必要としている。その一因は、ディラン・シースとマイケル・キングがフリーエージェントとしてチームを去ったことにある。
加えて2028年シーズンまで契約を結んでいるダルビッシュ有が右肘の尺側側副靭帯(UCL)と屈筋腱の断裂を修復する手術を受け、2026年シーズンを全休することも影響している。
ダルビッシュは2027年に復帰する可能性はあるが確実ではない。地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』のケビン・エイシー氏 は、ダルビッシュが最近のコメントの中でMLBでの将来について不確かな見解を示していることを報じた。
「今はまた将来的に投げるということは考えていない」とダルビッシュは語っている。
「複雑に聞こえるかもしれないが、今はそういう考えでリハビリはしていない。また自分が投げたいと思ったり、そういうステージにまた立てると思えば、また帰って来れると思う」
現在39歳ダルビッシュはメジャー13年目の2025年シーズン、ピーク時の状態に戻すのに苦労し、15試合に先発したが防御率は5.38だった。
2023年から2028年にかけて1億800万ドルの契約を結んでおり、契約はあと3年残っている。そのため復帰するとしてもすぐに復帰する可能性は低いだろう。
5度のオールスター選出を誇るダルビッシュは素晴らしいキャリアを築いてきたが、今後の見通しには大きな不確実性が伴う。彼の発言からは引退も視野に入れ、今はただ状態の回復に専念している様子がうかがえる。
2023年から2028年にかけて1億800万ドル(1ドル155円換算で約167億4000万円)の契約を結んでおり、契約はあと3年残っている。そのため復帰するとしてもすぐに復帰する可能性は低いだろう。
5度のオールスター選出を誇るダルビッシュは素晴らしいキャリアを築いてきたが、今後の見通しには大きな不確実性が伴う。彼の発言からは引退も視野に入れ、今はただ状態の回復に専念している様子がうかがえる。しかし健康を取り戻すことと再びMLBのマウンドに立つことは別問題だ。将来的にパドレスの投手として復帰する可能性は低いかもしれない。
長期にわたるリハビリのためにダルビッシュが復帰できないとなれば、パドレスはいくつかの将来的な解決策を見出す必要があるだろう。
当面、ダルビッシュは回復に専念する。しかし来年の今頃にはパドレスはダルビッシュの将来について公式発表を行っているかもしれない。
原文:Padres' Yu Darvish uncertain he'll pitch again in Major Leagues
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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