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前夜の騒動を受けてパドレスのロベルト・スアレス、シルト監督、ドジャースのロバーツ監督に出場停止処分

石山修二 Shuji Ishiyama

Justin Backer

前夜の騒動を受けてパドレスのロベルト・スアレス、シルト監督、ドジャースのロバーツ監督に出場停止処分 image

サンディエゴ・パドレスのクローザー、ロベルト・スアレスとマイク・シルト監督、ロサンゼルス・ドジャースのデイブ・ローバツ監督が、現地19日(木)のロサンゼルス・ドジャース戦での騒動を受けてメジャーリーグ(MLB)から出場停止処分を受けた

スアレスはこの試合の9回裏、大谷翔平に死球を当てたことに対して3試合の出場停止処分を受けた。これはその前、9回表にドジャースのジャック・リトルがフェルナンド・タティスJr.の手に死球を当てたことに対する報復だったと考えられている。

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フィールドで言い合いを見せたシルト監督、ロバーツ監督に対しては1試合の出場停止処分が課せられた。

試合は最終的にパドレスは5対3で勝利を収めたが、スアレスは大谷への死球の後、退場処分となった。

今回のパドレスとドジャースの4連戦では両チームの間で何度となく死球が投じられ、タティスJr.へのデッドボールでその緊張感は頂点に達した。両チームの選手、スタッフがベンチから飛び出し、両監督は激しく言葉を交わした。タティスJr.はそのまま試合を退くこととなり、続くイニングで大谷が投球を体に受けた。

スアレスは20日(金)、前日の大谷への投球は意図的だったとするロバーツ監督の指摘に対して反論した。

「言いたいことを言えばいい。でも実際にはそうじゃない」とスアレスは地元ラジオ局『97.3 The Fan San Diego』の質問に答えた。

(ロベルト・スアレスはドジャースのデイブ・ロバーツ監督が大谷翔平への死球は意図的だったとするコメントについて尋ねられ、『言いたいことを言えばいい。でも実際にはそうじゃない』)

スアレスは今回の出場停止処分に対して不服の申し立てをしているが、シルト監督とロバーツ監督は処分を受けるとしている。

スアレスはここまで21セーブを挙げてセーブ数でMLBのトップタイに立っているが、先週のダイヤモンドバックス戦での5失点を含め、直近3試合で自責点7と調子を落としている。

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原文:Padres closer & manager disciplined for their actions against Dodgers
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Justin Backer

Justin Backer is a freelance writer for The Sporting News. A graduate of Florida Atlantic University, Justin began his sports writing career in 2023 and has previously written for Empire Sports Media and currently covers FAU Athletics for The Palm Beach Post.