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オリオールズが今季不調に苦しんだものの2度のオールスター選出実績を持つ実績充分のクローザーを獲得

石山修二 Shuji Ishiyama

Kristie Ackert

オリオールズが今季不調に苦しんだものの2度のオールスター選出実績を持つ実績充分のクローザーを獲得 image

Lon Horwedel-Imagn Images

The Baltimore Orioles gambled on Ryan Helsley regaining his form.

ボルティモア・オリオールズが右のクローザー、ライアン・ヘルズリーと2年契約を結んだと 米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン氏が報じた。 契約額は2年間で2800万ドル(1ドル156円換算で約43億6800万円)、ヘルズリーがメディカルチェックを終えた段階で正式に契約が成立する。なお、この契約には2026年シーズン終了後に契約解除権(オプトアウト)が付帯する。

ヘルズリーに興味を持っていたチームの中には彼を先発転向させようと考えているチームもあると報じられていたが、、パッサン氏によればオリオールズでは9回を任されることになるようだ。

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オリオールズとしてみれば、オールスター選出の実績を持つクローザーを獲得したことになるが、ヘルズリーは2025年シーズン途中にニューヨーク・メッツへトレードされて以降不振に陥った。2024年のヘルズリーはメジャーリーグ(MLB)トップの49セーブを記録し、トップクラスの実績を誇るクローザーとして高く評価されていた。しかしメッツ移籍後は重要な場面で制球力の問題を見せ、22試合の登板で防御率7.20と苦しんだ。

それでも、『Baseball Savant』のデータによれば、本来の力は失われていなかったようだ。速球の平均球速は依然として90マイル台後(150キロ台)を維持し、時に100マイル(160キロ)を超えることもあった。スライダーとカッターも平均以上の変化を生み出していた。『FanGraphs』 の数値も球速と球種の形状は健在だったと示している。ただ、トレード後は与四球率が急上昇し、打者が制球の乱れを突くようになった。シーズン中の報道では、そのフォームからサインが漏れていたことが不振の一因だった可能性も示唆されている。

オリオールズは、ヘルズリーの問題が身体的なものではなくフォームの課題であり、環境の変化が彼の復調を促すと見ている。この賭けは、信頼できるクローザー獲得のコストと、オリオールズは今オフも経験豊富なクローザーを探しているという マイク・エリアスGMの最近のコメント を反映している。ヘルズリーは2022年から2024年にかけてMLB屈指のリリーフ投手として実績を残した。オリオールズはその姿が早いタイミングで復活することを期待している。

今回の契約はヘルズリーに復調の機会を与えるとともに、オリオールズにはブルペン陣を強化するためにゲーム終盤を任せられる高い潜在能力を持つリリーフ投手を獲得するチャンスをもたらした。もし苦戦が続くようなら、この契約は再起を図るトップクラスのクローザーに対する短期的な実験に終わる。だが、彼が制球力を取り戻し、メッツ時代に露呈した課題を克服できれば、ボルティモアにとって重要な戦力となる可能性は大いにある。

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原文:Orioles take bold chance on two-time All-Star after stunning 2025 collapse
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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