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捕手の史上最多本塁打を更新したマリナーズのカル・ラリーの次なる標的はミッキー・マントル

石山修二 Shuji Ishiyama

Rodney Knuppel

捕手の史上最多本塁打を更新したマリナーズのカル・ラリーの次なる標的はミッキー・マントル image

『ビッグ・ダンパー』カル・ラリー(ローリー)は現地24日(日)の試合で2本のホームランを放ち、キャッチャーのシーズン最多本塁打MLB記録を更新した。これは大きなニュースとなった。

だが次に待っていることは、さらに大きなニュースになるかもしれない。ラリーは1961年のミッキー・マントルがスイッチヒッターのシーズン最多本塁打MLB記録へ5本差に迫っている。

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(スイッチヒッターによる1シーズンの最多本塁打記録:
1961年 ミッキー・マントル 54本
1956年 ミッキー・マントル 52本
2025年 カル・ラリー 49本
2006年 ランス・バークマン 45本
1999年 チッパー・ジョーンズ 45本)

マントルは1956年に52本塁打を記録したが、1961年に54本塁打を打って自ら記録を更新した。ラリーはすでにランス・バークマン(アストロズ、2006年)、チッパー・ジョーンズ(ブレーブス、1999年)が記録した45本塁打を抜き去り、その先にはマントルの二つの記録が控えるだけとなっている。

シアトル・マリナーズのキャッチャーは今季ここまで打率.247をマークしている。安打数は119本でそのうち49本が本塁打となっている。また、106打点、85得点を挙げており、2025年のアメリカン・リーグMVPレースはラリーとアーロン・ジャッジの争いになるとみられている。

だが、今ラリーの頭の中にあるのはポストシーズン進出だ。マリナーズは現在70勝61敗で、ア・リーグ西地区でヒューストン・アストロズに次ぐ2位につけている。

ラリーとマリナーズは、現地月曜日から始まるパドレスとの3連戦、木曜日のオフを挟んでクリーブランドでのガーディアンズとの3連戦で8月を締めくくる。

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原文:Next up: Mickey Mantle for Seattle's Cal Raleigh
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Rodney Knuppel

Rodney Knuppel is a freelance writer for The Sporting News. When not watching, listening or writing about sports, Rodney enjoys following the travels of his three kids, who are all active in their own sports and activities. A huge St. Louis Cardinals fan, Rodney also enjoys St. Louis Blues hockey and is a big Kansas Jayhawks basketball fan.