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トルピードバットに飛びつくドジャースの選手たちに対してムーキー・ベッツは冷静な反応

石山修二 Shuji Ishiyama

Peter Chawaga

トルピードバットに飛びつくドジャースの選手たちに対してムーキー・ベッツは冷静な反応 image

ロサンゼルス・ドジャースは昨年のワールドシリーズ制覇の勢いそのままに、カリフォルニア州に移転以降では球団タイ記録となる開幕6連勝と、最高のスタートを切った。

しかし、これほどの成功を収めているにもかかわらず、チームの中にはさらなる向上を目指して、アドバンテージを探し求めている選手たちもいる。

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特に、昨年のワールドシリーズで対戦したライバル、ニューヨーク・ヤンキースに注目している選手たちがいる。今季、ヤンキースの選手の何名かが開幕からバットのバレル部分の密度を高める特別設計の「トルピードバット」を使用しており、チームとしてここまでメジャーリーグ最多の本塁打を放っている。

地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のビル・プランケット記者によれば、マックス・マンシー、キケ・ヘルナンデスなどドジャースでも数名の選手たちがすでにこの特別なバットを 注文した という。

しかし、チームメイトたちがこの新しいトレンドを受け入れる一方で、ムーキー・ベッツは冷静な反応を示してる。

「様子を見るよ」とベッツはプランケット氏に語った。

「前提として、バットが重要ではないと言っているわけではないよ」とベッツは付け加えた。

「しかし、本当に重要なのは使う選手だ。そのバットが自信をくれて、そして打てるという確信につながるのであれば、自信をもってプレーすることで良いプレーができるようになるだろう。バットが関係しているかもしれないし、そうでないかもしれない」

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ドジャース打線の一部の選手は、攻撃力を向上させるためにトルピードバットで自信を深める必要があるかもしれない。だが、ベッツはこれまでの標準的なバットでまったく問題ないようだ。

彼の通算成績は.打率294/出塁率.373/長打率.525で、キャリア通算8度目のオールスター選出、キャリア通算7度目のシルバースラッガー賞、2024年には9度目の最優秀選手賞投票を獲得している。

2025年に入ってからも、原因不明の病気で出遅れまだ8打席しか立っていないが、打率.500/出塁率.556/長打率1.250、4安打、2本塁打、4打点という好成績を残している。まだシーズンは始まったばかりだが、バットを変える必要があるようには見えない。

しかし、ドジャースがワールドシリーズチャンピオンの座を再び狙う中で、チームの他の選手たちはMLBを席巻している流行を活用することができるだろう。そしてバットがもたらす自信の向上やバレル密度がマンシーやヘルナンデスにとってプラスになるのなら、ベッツもそのうちに試してみるようになるかもしれない。

原文:Mookie Betts offers 2-word response on Dodgers torpedo bats change
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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