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ヤンキースとメッツ、ドジャースとエンゼルスが同地区に? MLBコミッショナーが語るエクスパンション後のリーグ再編の形とは

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ヤンキースとメッツ、ドジャースとエンゼルスが同地区に? MLBコミッショナーが語るエクスパンション後のリーグ再編の形とは image

メジャーリーグ(MLB)のコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏はエクスパンションを望んでいる。

そしてもし彼が望む2チームが誕生した場合、MLBは現在のアメリカンリーグとナショナルリーグの2リーグ制を廃止し、東西2リーグ制への再編を進める可能性がある。

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「東西制は我々にとってフォーマット的に非常に有益だ」

マンフレッド氏は現地9日(金)、ニューヨークのスポーツラジオ局『WFAN』でそう語った。 

「再編成は地理的境界線に沿って行われる。これにより選手たちの移動負担が大幅に軽減される。我々は選手に186日間で162試合を要求している。つまり162と186の間の大半は移動時間だろう? その移動を大幅に削減し負担を軽減できれば、選手の健康と安全の面で非常に有益だ」

エクスパンション・チームがどこに誕生するかは確定していないが、ナッシュビルが有力候補と見られている。また西海岸ではポートランドが支持を集めている。

MLBは現在30チームが5チームずつ6地区に分かれている。アメリカンリーグとナショナルリーグはそれぞれ東地区、中地区、西地区に分けられている。

32チームになった場合、ロジカルな分け方は4チームずつ8つの地区になるだろう。

その場合、MLBはボストンとニューヨークの2チームを同じ地区に入れるだろうか?その選択肢は確かに存在するだろう。

またドジャースとエンゼルスを同じ地区に入れたり、カブスとホワイトソックスを同じ地区に入れたりすることも可能だ。

そこまで極端なことはせず、こうした組み合わせを避けることも考えられる。

マンフレッド氏は、東西の編成はポストシーズンの視聴率向上にも寄与すると考えている。

「個々のマーケットにいるファンのことを考えて欲しい。我々は仕組み上、ボストン対アナハイムのような対戦が早いラウンドで組まれることを避けられない。そうなるとボストンのファンにとっては(試合時間が)遅すぎるか、早すぎるかのどちらかになってしまう」とマンフレッド氏は語った。

「地理的に再編成すれば、他のスポーツと似たように東地区と西地区のチームがそれぞれワールドシリーズへ進む形になる。しばしば問題になる西海岸で10時開始の試合は、西海岸のチーム同士の対戦ならゴールデンタイムの試合になる。つまり多くの利点があるんだ」

マンフレッド氏の話し方を聞く限り、彼はこの再編がエクスパンション後に実現すればと期待しているように聞こえる。

それは多くの歴史を変えることになる。チームがアメリカンリーグからナショナルリーグへ、あるいはその逆へ移籍することはこれまでにもあった。最近でもブルワーズとアストロズがそうだった。

だが、アメリカンリーグとナショナルリーグのこれまでの記録はどうなるのか? ベーブ・ルースのアメリカンリーグ本塁打記録はロジャー・マリスに破られ、それがまたアーロン・ジャッジに破られた。ジャッジのアメリカンリーグ本塁打記録が破られる余地は残されるのか、それとも記録は化石のように残っていくのか?

疑問は山積みだが、それを考える時間はたっぷりある。コミッショナーが提示した構想は、確かに興味深いものだ。

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原文:MLB might realign from AL-NL to East-West — could Yankees, Mets be in the same division?
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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