日本時間11月12日、MLBネットワークが2025シーズンのマネージャー・オブ・ザ・イヤー(BBWAA最優秀監督賞)を発表し、ナショナルリーグはパット・マーフィー(ミルウォーキー・ブルワーズ)、アメリカンリーグはスティーブン・ボート(クリーブランド・ガーディアンズ)が受賞した。両監督とも2年連続での受賞となった。
マーフィーはレギュラーシーズンで97勝65敗という成績を残し、史上3人目の2年連続受賞となった。MLB全体で最高勝率を記録したブルワーズだが、シーズン序盤は負傷者も続出したこともあり、借金スタートだった。
それでも同5月26日から8連勝を記録すると、7月に11連勝、8月には球団新記録となる14連勝とマーク。地区制導入以降、複数回の10連勝以上を記録した史上10チーム目となった。
投票は29票中1位票が27票、2位票が2票で、141ポイントでの受賞だった。
一方、ボートはレギュラーシーズンで88勝74敗という成績を残し、史上4人目の2年連続受賞となった。ガーディアンズは7月時点で首位タイガースに15.5ゲーム差を付けられており、地区優勝は絶望的だった。
9月5日時点でも11ゲーム差をつけられていたが、そこから19勝4敗という驚異的な追い上げを見せ、地区優勝を果たした。これは地区制導入以降に限らず、それ以前のリーグ制を含めても史上最大の逆転だった。
投票は29票中1位票が17票、2位票が8票、3位票が4票で113ポイントでの受賞だった。
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