12月10日(現地9日)、MLBドラフト2026の指名順を決めるMLBドラフトロッタリーがフロリダ州オーランドにて行われ、シカゴ・ホワイトソックスが49年ぶりに全体1位指名権を獲得した。
2023年のドラフトから導入されたロッタリーにはMLBポストシーズンに出場できなかった18チームが参加し、それぞれのオッズを基に抽選で6位までの指名順が決まる。7位以降は勝率順で指名順が決まる。
最も全体1位指名権を獲得する確率(27.73%)が高かったホワイトソックスが全体1位指名権を獲得したことで、ドラフトロッタリー4回目にして初めて最高確率の球団が全体1位を獲得することとなった。
ここではMLBドラフトロッタリー2026の抽選結果、開始時間などロッタリーに関する情報をまとめる。
MLBドラフトロッタリー2026 抽選結果
| 指名順 | チーム |
|---|---|
| 1位 - | ホワイトソックス |
| 2位 ↑5 | レイズ |
| 3位 ↓1 | ツインズ |
| 4位 ↑8 | ジャイアンツ |
| 5位 ↓2 | パイレーツ |
| 6位 ↑7 | ロイヤルズ |
| 7位 ↓3 | オリオールズ |
| 8位 ↓3 | アスレチックス |
| 9位 ↓3 | ブレーブス |
| 10位 ↑6 | ロッキーズ |
| 11位 ↑6 | ナショナルズ |
| 12位 ↑6 | エンゼルス |
| 13位 ↓5 | カージナルス |
| 14位 ↓5 | マーリンズ |
| 15位 ↓5 | ダイヤモンドバックス |
| 16位 ↓5 | レンジャーズ |
| 17位 ↓2 | アストロズ |
ホワイトソックスが27.73%の確率で全体1位指名権を獲得した。さらにタンパベイ・レイズも順位アップで全体2位を獲得。
そのほか、サンフランシスコ・ジャイアンツ(4位)、カンザスシティ・ロイヤルズ(6位)も順位を大きくアップさせた。
MLBドラフトロッタリー2026 1位獲得確率
| チーム | 成績 | 勝率 | 1位獲得確率 |
| ホワイトソックス | 60勝102敗 | 37.0% | 27.73% |
| ツインズ | 70勝92敗 | 43.2% | 22.18% |
| パイレーツ | 71勝91敗 | 43.8% | 16.81% |
| オリオールズ | 75勝87敗 | 46.3% | 9.24% |
| アスレチックス | 76勝86敗 | 46.9% | 6.55% |
| ブレーブス | 76勝86敗 | 46.9% | 4.54% |
| レイズ | 77勝85敗 | 47.5% | 3.03% |
| カージナルス | 78勝84敗 | 48.1% | 2.35% |
| マーリンズ | 79勝83敗 | 48.8% | 1.85% |
| ダイヤモンドバックス | 80勝82敗 | 49.4% | 1.51% |
| レンジャーズ | 81勝81敗 | 50.0% | 1.34% |
| ジャイアンツ | 81勝81敗 | 50.0% | 1.01% |
| ロイヤルズ | 82勝80敗 | 50.6% | 0.84% |
| メッツ | 83勝79敗 | 51.2% | 0.67% |
| アストロズ | 87勝75敗 | 53.7% | 0.34% |
| ロッキーズ | 43勝119敗 | 26.5% | 資格なし |
| ナショナルズ | 66勝96敗 | 40.7% | 資格なし |
| エンゼルス | 72勝90敗 | 44.4% | 資格なし |
ルール上2年以上続けてロッタリー指名権を得ることはできない。ロッキーズは2024年と2025年のドラフトの両方でロッタリー指名権を得たため、今年はドラフトロッタリーの対象外となった。
さらに収益分配金を支払う球団であるナショナルズとエンゼルスは、2年続けてロッタリー指名権を得られないため、この2チームも今年はロッタリー対象外となった。
MLBドラフトロッタリー2026の開催は何時から?
MLBドラフトロッタリー2026は、2026年12月10日(現地9日)の午前7時30分に開催された。
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