日本時間11月13日、MLBネットワークが2025シーズンのBBWAAサイ・ヤング賞（Cy Young）を発表し、アメリカンリーグはタリク・スクーバル（デトロイト・タイガース）、ナショナルリーグはポール・スキーンズ（ピッツバーグ・パイレーツ）が受賞した。
関連記事：MLBサイ・ヤング賞歴代受賞者一覧
スクーバルはレギュラーシーズンで13勝6敗という成績を残し、ジェイコブ・デグロム以来の2年連続受賞となった。そのほか、防御率2.21（リーグ1位）、投球回195.1（リーグ2位タイ）、241奪三振（MLB2位）、WHIP0.89（MLB1位）で、bWARは昨年の6.4を上回る6.5を記録した。同5月26日からの4先発では30.2回を投げて1失点に抑えると、6月下旬からはさらに19回無失点と圧倒的な投球を披露した。
投票は30票中1位票が26票、2位票が4票で、198ポイントでの受賞だった。
Tarik Skubal has done it again!
— MLB (@MLB) November 13, 2025
He is your 2025 American League Cy Young Award winner! Pic.twitter.com/GNSbIO5RkO
一方、スキーンズはレギュラーシーズンで10勝10敗とそこまで圧倒的な成績ではなかった。それでも防御率は驚異の1.97と今季MLBトップはもちろん、唯一の1点台だった。投球回187.2（リーグ4位）、216奪三振（リーグ2位タイ）、WHIP0.95（リーグ1位）でも軒並みリーグトップクラスの成績を残し、昨年新人ながらサイ・ヤング賞投票で3位に入ったスキーンズが文句なしの受賞を果たした。
投票は30票全て1位票で、満場一致の210ポイントでの受賞だった。
Paul Skenes had a superb sophomore season!
— MLB (@MLB) November 13, 2025
He is your 2025 National League Cy Young Award winner! Pic.twitter.com/ewLlvB4MS7
関連記事：【随時更新】2025年シーズンのMLBアワード受賞者は？｜新人賞、監督賞、サイ・ヤング賞、MVP各賞のファイナリスト一覧